電通(2020年12月期)と博報堂(2021年3月期)の通期決算が出そろいました。電通の売上高は前期比12.6%減の4兆4,982億円、営業利益は前期比9.1%減の946億円となりました。博報堂の売上高は前期比11.5%減の1兆2,979億円、営業利益は18.3%減の450億円となりました。2020年…
リクルートの売上高に当たる2021年3月期の売上収益は2兆2,693億4,600万円となり、前期比5.4%の減少となりました。営業利益は前期比21.0%減の1,628億2,300万円。営業利益率は8.6%から7.2%に悪化しました。屋台骨となる人材派遣(リクルートスタッフィング)の売上が新型…
オールアバウトはコロナ禍で強みを発揮しています。2021年3月期の売上高は前期比10.8%増の172億8,300万円、営業利益は111.3%増の9億900万円となりました。2022年3月期の営業利益は9.9%増の10億円を見込んでいます。 ■オールアバウト業績推移(単位:百万円) オールア…
電子書籍取次の国内トップ、メディアドゥの業績が好調です。2021年2月期の売上高が前期比26.8%増の835億4,000万円、営業利益が43.8%増の26億6,400万円となりました。売上高は2桁での増収増益を続けており、2022年2月期の売上高も19.7%増の1,000億円、営業利益を12.6%増…
3期連続で赤字を計上していたC Channelが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で更なる苦戦を強いられています。2020年11月24日に発表した売上予想を2021年1月20日に下方修正。2021年3月期の売上高は、従来予想から6.3%減の71億7,500万円と予想しています。これは主にメ…
20%超の勢いで増収を続けていたベクトルに急ブレーキがかかりました。2021年2月期の売上高は372億7,300万円と、前期比1.2%の微増での着地。営業利益は19.9%減の23億1,400万円となりました。新型コロナウイルスの感染拡大、緊急事態宣言の発令による企業のマーケティン…
グルメメディアのぐるなびが大苦戦を強いられています。2021年3月期第3四半期の売上高は前期比48.6%減の120億4,100万円。営業損失を62億5,000万円計上しました。緊急事態宣言前の2020年3月末に192億7,000万円あった純資産は127億4,400万円まで減少。自己資本比率は80.1…
KADOKAWAの業績回復が際立ってきました。2021年3月期の営業利益は前期比73.1%増の140億円で着地する見込みです。営業利益は予想比33.3%増の上方修正となりました。営業利益率は4.0%から6.8%まで回復。本業で利益が出る体質へと変化しました。 2019年にドワンゴが開発し…
ユーザベースは2020年12月期で64億7,200万円の純損失(前期は16億2,000万円の赤字)を計上しました。上場以来最大の巨額損失を計上した直接の原因は米経済メディアQuartz買収の大失敗によるもの。82億5,000万円で買収したQuartzののれん78億1,000万円を減損損失として計…