IPを軸にした事業横断展開

キャラクターと世界観を核に、ゲーム・映画・教育・テーマパークへ横展開

キャラクターや世界観といったIPを起点に、物販・ライセンスから映画・ゲーム・教育・テーマパークへと収益源を広げる動きが加速しています。サンリオは2026年3月期に売上高1,940億円・営業利益778億円と大幅増益を果たし、中国での急伸を追い風にアニメ・映画・ゲーム事業への投資を進めています[1]。NTTとTBSホールディングスはオリジナルIP「感情騎士」を核にした共同出資会社「e6合同会社」を2026年8月8日に設立予定で、AI活用の体験型コンテンツやカードゲーム、将来的なテーマパークまで視野に入れます[2]

横展開の担保になるのは、IPを届ける基盤と資本の組み合わせです。GENDAはSBIホールディングスと資本業務提携し、SBIネオコンテンツファンドに3億円を出資してエンタメ・プラットフォームとコンテンツを掛け合わせます。ディズニーは自社IPとクリエイティブアセットを広告制作支援に転用する「Disney Ad Creative Studio」のクローズドベータを開始しました[3]

メディア企業にとっては、単一作品の当たり外れではなく、IPをどの領域まで運べるかが問われます。アニメの反響がプラットフォームごとに大きく異なるという分析結果は、指標設計と展開先の選定の重要性を示しています[4]

関連記事 7本 / 直近7日に 5本 / 更新 2026.07.30 / この記事群から自動生成しています

いま押さえておく論点

  • IPの収益は物販・ライセンス偏重から映画・ゲーム投資へ移り、海外市場が成長を牽引する[1]
  • 通信・放送の連携で、オリジナルIPを教育・体験・テーマパークへ広げる事業体が生まれている[2]
  • IPを届けるプラットフォームと資本の組み合わせが、横展開の実行力を左右する
  • 自社IPは広告クリエイティブ制作支援という形でも収益化・差別化の材料になる[3]
  • 作品の存在感はプラットフォームごとに異なり、複数指標での評価が展開判断に不可欠[4]

これから注目すべき点

  • サンリオのゲーム開発・映画製作プロジェクトが実際の収益寄与にどう転じるかが焦点です
  • e6合同会社のマンガ・ショートアニメ展開と、テーマパーク構想の具体化時期に注目します
  • GENDAとSBIグループの共同施策が、どの事業領域から形になるかが試金石となります

この論点でまず読むべき5本

  1. 1サンリオ営業利益1.5倍に拡大、ゲーム・映画へとIPの影響力拡大に邁進【メディア企業徹底考察 #319】2026.07.24

    物販中心のIP企業が映画・ゲームへ投資し、海外で増益を実現した代表例です

  2. 2NTTとTBSが共同出資会社「e6合同会社」を2026年8月設立へ、AI活用の次世代エデュテインメント事業を推進2026.07.17

    オリジナルIPを教育・体験・テーマパークへ広げる異業種連携の新設事例です

  3. 3ディズニーが広告クリエイティブ制作スタジオのクローズドベータを開始、一部広告主と連携2026.07.25

    保有IPとアセットを広告制作支援に転用する、収益化の別ルートを示します

  4. 42026年春アニメ全72作品を検索・X・YouTubeの3指標で分析 プラットフォームごとに上位作品が大きく異なる結果に2026.07.24

    IPの反響が媒体ごとに異なることを示し、展開先選定の判断材料となります

  5. 5GENDAとSBIホールディングスが資本業務提携、SBIネオコンテンツファンドに3億円出資へ2026.07.29

    IPコンテンツとプラットフォームを資本で結び、横展開の基盤を固める動きです

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IPを軸にした事業横断展開IPサンリオTBSホールディングスディズニー

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・営業利益が1.5倍に拡大し、売上高1,940億円を達成
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