映画.comがホラー映画に特化した動画配信サービスを開始へ・・・月額500円で数百本が見放題

カカクコムの子会社で、映画情報メディア「映画.com」を運営する株式会社エイガ・ドット・コムは、ホラー映画に特化した定額の動画配信サービス「OSORE ZONE」(オソレゾーン)を2019年2月を目処にオープンすると発表しました。

NetflixやAmazon Prime Videoなど、定額制の動画配信サービス(SVOD)が世界的に普及が加速していますが、広く網羅的に作品を集めたサービスが多く、このようにジャンルに特化したサービスは珍しいと言えます。エイガ・ドット・コムでは映画配給会社の株式会社シンカと提携し、サービスを実現。ホラー以外のジャンルにフォーカスしたサービスも検討しているとのこと。

「OSORE ZONE」では世界中から集められた数百本のホラー映画・ドラマがラインナップされ、月額500円(税別)で見放題となります。PCのほか、iOS、Androidのアプリでも視聴できるとのこと。サービス開始に先行して事前登録がスタートしています。

ウェブサイトでは「ホラー動画をお持ちの皆様へ」というページも用意されていて、プロ・アマチュアを問わず、広く配信可能なホラー動画を集めている模様。このような取り組みも面白いですね。

「映画.com」は1998年8月にオープンした老舗の映画情報メディアで、世界中の映画最新情報のほか、ユーザーによる映画レビューの投稿やコミュニティ、5万作品以上が網羅された作品データベースなどを提供しています。SimilarWebによれば2018年11月の月間ビジター数は1300万人。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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Manabu Tsuchimoto
Manabu Tsuchimoto
デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。

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