アイティメディア通期は売上高が過去最高を更新、「ねとらぼ」など非IT領域が伸びる

アイティメディア株式会社が9日に発表した2019年3月期の連結業績(2018年4月1日~は、売上高45億5800万円(前年同期比7.5%)、営業利益6億9100万円(▲7.3%)、経常利益7億9800万円(11.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億7600万円(▲23.8%)となりました。

「ねとらぼ」をはじめとした非IT系メディアが大きな成長を継続したこと、およびリードジェンを中心にIT系メディアが改善したことで増収し、過去最高の売上に。

リードジェン事業の売上は19億68百万円。外資系を中心とした大手顧客のマーケティング活動が第3四半期においては停滞したものの、第4四半期において、Windows7等のOSサポート終了、消費税増税前の駆け込みによる特需があったこと、およびリードジェンの基盤システムの刷新を含む体制強化の成果が出始めたことでIT系メディアを中心に増収しました。連結子会社である発注ナビ株式会社は黒字化してます。

メディア広告事業の売上は、27億35百万円となりました。成長領域と位置付ける「ねとらぼ」、ビジネス領域、産業テクノロジー領域が大きな成長を継続してます。

今期の通期業績予想は、売上高45億5800万円(前年同期比7.5%)、営業利益8億5000万円(22.9%)、経常利益7億9800万円(11.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益5億1000万円(35.4%)としています。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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Manabu Tsuchimoto
Manabu Tsuchimoto
デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。

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