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アクセル・シュプリンガー、投資会社KKRと組んで非上場化・・・デジタル投資を加速

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Manabu Tsuchimoto
Manabu Tsuchimoto
デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。

ドイツの大手パブリッシャー、アクセル・シュプリンガー(Axel Springer)は投資ファンドのKKRが株式公開買付を実施し、最大54.6%を取得することで合意したと発表しました。同社の42.6%を保有する創業家と、2.8%を保有する現CEOは継続して保有し、締結予定の株主間契約により創業家のFriede Springer氏が拒否権を持ち、執行メンバーや基本的な経営方針は維持されるとのこと。

アクセル・シュプリンガーはドイツの老舗パブリッシャーですが、近年では強烈なデジタルシフトを敷いていて、世界的に著名な経済メディア「Business Insider」を保有するほか、欧州を中心に求人、不動産、自動車などの比較・見積もりサイトを次々に買収し一大勢力となっています。

一方で同社はデジタルシフトはまだ道半ばとしていて、KKRの資金力を得て非上場化することで、長期的な視点で更に投資を強化していきたい意向です。

CEOのMathiasDöpfner氏は「今回の計画は、優れた戦略的な展望を与えるものです。我々は今後数年間に渡り、人材、製品、技術、ブランドに多大な投資を必要としていて、KKRとの戦略的なパートナーシップにより、短期的な利益ではなく、大きな成長機会を追求することを可能にします」と述べています。

KKRは5月29日の株価の45.1ユーロに対して39.7%のプレミアムを付けて1株あたり63ユーロで公開買付を行います。12日の取引では既に63ユーロ近辺で取引が行われています。

同社はジャーナリズムの独立と自由な意思決定を確保しているとし、創業家のFried Springer氏も「ジャーナリズムの原則と企業文化はアクセル・シュプリンガーの根幹です。KKRはこれを変えることなく、成長への大きなステップに進むための最高のパートナーとなるでしょう」とコメントしています。

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