株式会社インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は動画配信ビジネス市場の動向を調査し、動画配信に関する調査結果をしました。

また、調査結果の詳細は「動画配信ビジネス調査報告書2019[相次ぐSVOD新規参入とAdVODの浸透 ─ 国内事業者の戦略を探る]」として発行し、2019年6月25日(火)に発売します。

有料動画利用率及び映像・動画全体の視聴状況調査の注目の結果

■有料動画配信サービスの利用率は17.2%・・・昨年から2.2ポイント増加

有料動画配信サービスの利用率は昨年から2.2ポイント増加の17.2%となりました。テレビCMなどのプロモーションが引き続き強化されていることや話題となるオリジナルコンテンツが相次いで配信されていること。さらには、TVerなど見逃し配信の浸透により、動画配信サービスそのものの認知度の向上が利用率の向上につながったと考えられます。

■よく視聴する映像・動画の種類はTVがトップに・・・割合は「SNS上の動画」が増加

よく視聴する映像・動画の種類では「リアルタイムTV番組」が最も高く68.3%。「録画したTV番組」が55.1%で続いています。「動画共有サービス」「無料の動画配信サービス」とさらに続きます。

昨年の調査時点で比較すれば「有料の動画配信サービス」が2.9ポイント「SNS上の動画」が2.1ポイント増加している一方で、TV番組やDVD・ブルーレイの比率も低下しています。

年代別にみると、男性10代では「動画共有サービス」が63.0%で最も高くTVを上回る結果となりました。女性10代では「リアルタイムのTV番組」「録画したTV番組」「動画共有サービス」が60%前後で並んでいます。

「SNS上の動画」は女性10代で52.0%と他の年代より突出して高く、女性20代でも36.0%、男性10代でも33.6%と高い比率です。

有料動画利用者の利用状況調査の注目の結果

■Amazonプライム・ビデオが他サービスとの差を大きく広げる

3ヶ月以内に有料の動画配信サービスを利用したと回答した人に、利用している有料の動画配信サービスを照査した結果、「Amazonプライム・ビデオ」が62.7%となりました。

2位は「Hulu」の14.7%、3位は「Netflix」の10.5%です。「Amazonプライム・ビデオ」が他のサービスを大きく引き離しています。

■満足度はNetflixが92.0%でトップ、2位はHuluが84.9%

一方で、最もよく利用する動画配信サービスについて、サービス全体に対する満足度を5段階評価で聞いたところ「Netflix」が92.0%でトップとなりました。

「Hulu」が84.9%で2位、「Amazonプライム・ビデオ」は83.0%で3位なっています。

無料動画、LIVE動画/LIVE配信利用者の利用状況調査の注目の結果

■動画共有やSNSの動画が上位、GYAO!、AbemaTV、TVerが続く

「動画共有サービス」、「無料の動画配信サービス」、「SNSの動画」をよく視聴すると回答したユーザーに対して、利用するサービス名を聞いたところ、「YouTube」が97.0%で突出し、SNSの「Twitter」「LINE」が続いています。

■LIVE動画は、YouTube Live、ニコニコ生放送、LINE LIVEの順

LIVE動画/LIVE配信サービスをよく利用するユーザーに対して、利用しているサービス名を聞くと、最も利用されているには「YouTube Live」の73.0%で「ニコニコ生放送」「LINE LIVE」と続きます。