ソフトバンク、博報堂、Armがデータ活用による変革をサポートするインキュデータを設立

ソフトバンク、博報堂、Arm Limited(Arm)は、日本にてデータ活用による企業の変革を支援する合弁会社「インキュデータ株式会社」を設立しました。

インキュデータは、データ活用の戦略立案から各種施策を実行するためのデータ活用や分析基盤の構築・運用、コンサルティングまで、ワンストップでデータを活用して変革しようとする顧客企業をサポートする会社です。顧客企業の競争力の強化に貢献することを目的にしています。

活用するデータは、十分に匿名化されたソフトバンク独自のデータ、博報堂グループが保有する生活者のデータ、Armのカスタマーデータプラットフォーム「Arm Treasure Data enterprise CDP」(以下「eCDP」) を使用。3社のデータ分析技術と活用ノウハウを掛け合わせ、各企業に最適化されたより効果的な戦略立案から各種施策の実行までをサポートします。

具体的には、「Arm Treasure Data eCDP」を活用し、顧客企業が独自に保有するファーストパーティーデータを集約。パートナー企業のデータであるセカンドパーティーデータやサードパーティーデータと組み合わせて分析した上で、「Arm Treasure Data eCDP」と連携する各種マーケティングツールなど外部システムを活用した施策を実行できます。

顧客企業のマーケティング活動で、パーソナライズを軸とした施策による集客の効率化や優良顧客の増加、顧客の離反防止に役立つほか、営業や商品企画、製造や物流の過程などへのデータ分析から引き出された生活者の潜在的なニーズや意識などのインサイトの活用が可能です。

データ活用や最先端のテクノロジーの活用により、他企業との新たな事業の共創や企業のデジタルトランスフォーメーションの支援に取り組むソフトバンク、各種マーケティングデータや生活者データの独自の蓄積、デジタルとオフラインを統合したマーケティング、コンサルティングの実績がある博報堂グループ、国内外400社以上への導入実績がある「Arm Treasure Data eCDP」を提供するArmがこれまで培ってきた知見を持ち寄り、データ活用による企業の成長に貢献します。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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