「文藝春秋」、初のデジタル定期購読サービスをnote上で開始…読者拡大を目指す

「文藝春秋」がnoteのプラットフォームを利用して同誌初のデジタル購読サービス「文藝春秋digital」を2019年11月7日に開設しました。 目次 「文藝春秋digital」の概要関係者のコメント「文藝春秋」について 「文藝春秋digital」の概要 「文藝春秋digital」は紙面の「文…

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「文藝春秋」がnoteのプラットフォームを利用して同誌初のデジタル購読サービス「文藝春秋digital」を2019年11月7日に開設しました。

「文藝春秋digital」の概要

「文藝春秋digital」は紙面の「文藝春秋」とは異なる新たな読者を獲得するために、立ち上げられました。

「文藝春秋digital」では2019年9月以降の「文藝春秋」の特集記事が月額900円で読み放題となっています。それから、特集記事は200円または100円で単品販売もされます。

さらに、豪華執筆人によるオリジナル無料コラムは毎日配信。執筆人による読者イベント、noteクリエイターの投稿企画も実施するとのこと。定期イベントの開催で読者とより深い関係性を築き、投稿企画はnoteクリエイターの活躍の場を広げていくことになります。

関係者のコメント

『文藝春秋』編集長 松井一晃氏

「私は頼まれて物を云うことに飽いた。自分で、考えていることを、読者や編集者に気兼なしに、自由な心持で云って見たい」ーー初代編集長・菊池寛は1923年の創刊号にこう記しています。作家で実業家で麻雀と競馬が大好きな趣味人……世の中とそこに生きる人間を面白がるこの精神こそ、編集部がいまなお貫き続ける最大の編集方針です。『文藝春秋』は「自由な心持」を発信する新たな地平を求めて、デジタルマガジンを創刊します。

「文藝春秋digital」プロジェクトマネージャー 村井弦氏

読みやすく、使いやすい。そしてシンプルであること。デジタル化するにあたってこだわりたかったのはこの3つです。真っ先に「この人に相談してみたい」と思い浮かんだのが、日本を代表するUI/UXデザイナーの深津貴之さんでした。そのご縁に始まり、深津さんがCXOを務めるnoteでデジタルマガジンをスタートすることになりました。活字文化への愛が満ち溢れているnoteという「まち」に『文藝春秋』が飛び込んでいけば、きっと面白いことができる。そう信じています。

■ピースオブケイク 代表取締役 CEO 加藤貞顕氏

約100年前に、さまざまなクリエイターの新しい表現を世に出すためにはじまった雑誌『文藝春秋』が、現代のインターネットのクリエイターが集まるnoteという場所を選んでくださったことを、とてもうれしく光栄に思っています。今回、いちばんの目的は『文藝春秋』の著者のみなさまが、ネット上で新しい読者を見つけてくださることです。そして、noteのクリエイターとユーザーにも、新しい出会いがあることを期待しています。

「文藝春秋」について

「文藝春秋」は大正12年に菊池寛が創刊しました。政治、経済、社会、文化、芸能、スポーツ…世の中で起きている様々な事柄について、現場に足を運び当事者の声に耳を傾け、記事として読者へと届ける「人間」を「面白がる」総合月刊誌です。

芥川賞受賞作を3月号と9月号に全文掲載。また、渦中の人物の独占手記や知られざる真実を明らかにする調査報道により創刊から長年にわたり存在感を示しています。

《cywg85》

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