「Media Innovation Guild」が1000名を突破、サブスクと広告の両立は可能か?

MIの会員制組織「Media Innovation Guild」がスタートしてから約2ヶ月となります。1ヶ月前に500名突破という記事を出しましたが、少しだけペースを上げて1000名突破となりました。

Media Innovation Guild」は月額980円もしくは4000円のサブスクリプションサービス(無料会員もあり)ですが、収益基盤を整えてよりコンテンツに投資をしたいという思いと、これだけサブスクリプションビジネスについて報じている僕らとしても実践的に知りたいという気持ちがありました。その結果はこうした記事で随時報告していければと思っています。

ユーザー登録数の推移

まずは登録者数の推移です。今月は、Facebookの広告単価が下落しているというニュースが大きくヒットし、4月16日に約60名の登録がありました。当日だけでなく、この記事経由では133名もの方が登録をいただきました。

500名には29日目で到達しましたが、1000名には54日目で到達。後半の500名は25日間で、若干だけペースが上がっています。登録者数はメディア業界誌ということで上限がありそうですが、どこまでこのペースが維持されるかも興味深いですね。

凸凹があるのは、主に週末に落ち込むという習性があるためです。記事本数やPVも週末は圧倒的に少ないのはビジネスユースが多い業界誌ならではの特徴だと思います。

会員限定記事と登録者数の相関関係

現在、毎日2本の会員限定記事を出すという努力をしている最中ですが、4月は3日間のみ0本という日がありました(週末です)。正直なところ、この程度の本数では相関性を見つけるには至りません。

会員獲得に貢献した記事は?

サブスクリプションの運営では、既存の読者の皆様に満足いただきつつ、新しい会員の獲得を目指していくという両輪が求められますが、新規会員の獲得という観点から、4月に貢献した5つの記事を紹介します。

一位は圧倒的に前述のFacebook広告に関するニュースでしたが、新しくスタートした連載「メディアってオワコンですか?」も獲得に貢献したのは嬉しいところです。

さて、サブスクと広告の両立って可能なの?

サブスクリプションを検討されるメディアの皆様が気になるのは、既存の広告ビジネスとの両立が可能なのか? という点でしょう。もともとMIはほぼ広告がなかった新メディアだったため(PVも少ない)、容易に踏み切れたという事情がありましたが、PVに与える影響はどうでしょうか?

具体的な数字は恥ずかしいので伏せながら、昨年1月のオープンからの流入元別のグラフを公開してみます。PVはほぼ相関していると考えていただいて結構です。3月に「Media Innovation Guild」を開始してから、3月は落ち込みましたが、4月は再び増加基調になりました。リファラルの数字が少ないのは気になりますが、その他の数字は開始前と開始後で有意な差は見られません。

広告は申し訳程度に貼ってる状態ですが、PVが増えているため収益額は10%程度伸びました。ただし、RPM(1000PVあたりの収益性)は減少するという結果になりました。既に何度もニュースで取り上げていますが、新型コロナウイルスの影響で広告主が減少していて、その影響を受けている可能性が高そうです。

1000名のうち有料会員の割合は?

最後に現時点での有料会員の割合は3.7%でした。(隠せてない)

引き続きメディア業界の明日を考えながら、走っていければと思います!またキリの良いタイミングでサブスクリプションの進捗はご報告します。サポートの意味でも「Media Innovation Guild」への登録をご検討いただけますと幸いです!

また、法人会員の扱いも開始しています。詳しくは「Media Innovation Guild」のページをご覧ください。

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【10月12日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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Manabu Tsuchimoto
デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。

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