Google Discoverにもウェブストーリーが表示されるように…参加を表明したパブリッシャーも

2020年10月6日、Google Discoverにウェブストーリー(以前はAMPストーリーと呼ばれていた)の表示を追加したとグーグルが発表しました。

Google Discoverは、スマートフォンで検索履歴などを参考に、ユーザーが興味関心があり関連性の高いコンテンツを表示する機能のことを言います。今回新たにカルーセル形式で表示されるウェブストーリーもコンテンツの一つとして表示されるようになりました。この機能はまずアメリカ、インド、ブラジルで実装したとのこと。

Web Stories carousel

ストーリーを閲覧するには、上部に表示されるストーリーの一覧をタップすることで、フルスクリーンのコンテンツが表示、スワイプで次のストーリーに移動します。

また、ストーリーのマネタイズやシェア、リンクの追加などあらゆる管理権限はパブリッシャーやクリエイターなどの作者が保有するものとのことです。

ストーリーの作成は、個人のクリエイター・出版社などだれでも可能。すでに2,000以上のウェブサイトがストーリーを発信していると、同社のブログでは発表されています。

パブリッシャーとのパートナーシップでウェブストーリーの普及を推進していく模様で、動画メディア運営のグループ・ナイン・メディアはアルファ・ローンチ・パートナーに選ばれたと発表。同社が保有する5つのブランド(NowThis、The Dodo、POPSUGAR、Thrillist、Seeker)でウェブストーリーを積極的に配信していくとしています。既に200を超えるウェブストーリーを制作、高いエンゲージメントが得られている事が分かっているそうです。

まだ日本ではGoogle Discoverは表示されないようですが通常のグーグル検索などでは確認できます。ウェブストーリーの制作方法はこちらから。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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