中国当局、ジャーナリストによる投稿を評価へ【Newsletter Daily Edition】2/11号

おはようございます、Media Innovationの多賀です。Nintendo Switch用ゲームの『桃太郎電鉄』が人気ですが、巣ごもり需要だけでなく、メーカー公認を得たゲーム実況の人気が背景にあるようです。数年前までは著作権的にグレーゾーンのものが多かったゲーム実況ですが、…

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中国当局、ジャーナリストによる投稿を評価へ【Newsletter Daily Edition】2/11号

おはようございます、Media Innovationの多賀です。Nintendo Switch用ゲームの『桃太郎電鉄』が人気ですが、巣ごもり需要だけでなく、メーカー公認を得たゲーム実況の人気が背景にあるようです。数年前までは著作権的にグレーゾーンのものが多かったゲーム実況ですが、徐々に市民権を獲得し、マーケティング手法の一種にもなっています。

「Media Innovation Newsletter Daily Edition」では毎朝、メディア関係者必読のニュースや、Media Innovationに掲載されたオススメ記事を紹介していきます。

2月11日の注目記事チェック

まずはMI編集部員が見つけたメディア関係の注目記事をご紹介します。

中国当局、コロナ報道のジャーナリスト認定を開始 (DW 英文)

中国で新型コロナウィルスが発生したときに真実を詳細に報道し注目を集めたのは、省の報道機関ではなく、ソーシャルメディア上の市民ジャーナリストでした。しかしまもなく、中国当局によってジャーナリストのソーシャルメディアへの投稿が評価され、報道機関としての認定を受けるかどうかが判断されます。8日にも、豪国籍の記者が逮捕されたことが報道されました。中国当局の規制と市民ジャーナリストの活動については、今後も世界中から関心が集まるトピックのひとつでしょう。

時は戦国――Yahoo!ニュース トピックス編集部がもし「本能寺の変」を伝えたら (前編) (newsHACK)

大河ドラマ「麒麟がくる」で話題の本能寺の変を、Yahoo!ニュース トピックス編集部が伝えたら、という企画。1日約7000本もの記事が配信される中、Yahoo!ニュース トピックスがどのような動きで作成されるのかを紹介しています。PUSH通知や、13文字の制限がある見出し、カテゴリ分けなどがどのような基準で決められているかなど、編集部の仕事のようすを垣間見ることができます。

Twitter、インド政府の要請で500以上のアカウントを停止も、政治家、ジャーナリスト、活動家のアカウントは停止せず (TechCrunch 英文)

インド政府は米ツイッター社に、ニューデリーの農民による講義に関連するアカウントとコンテンツをブロックするよう命令し、従わなければ罰則を科す可能性があるとしていました。ツイッター社は、ユーザーの表現の自由が法律の下で適切に保障されるよう、慎重な対応を見せています。

フジテレビの世論調査に「重大な放送倫理違反」BPOが結論 (NHK)

後れをとる日本のソーシャルグッド意識/けん引するのはSNS投稿頻度が高い層【電通・電通総研調査】 (Markezine)

米スーパーボウル視聴数、テレビ・デジタル全体は減少もストリーミングサービスでの平均分間視聴者数は昨年比65%増で過去最高 (Mediagazer 英文)

2月11日のMIオススメ記事

ここからはMIに掲載された記事を紹介します。

グーグル親会社アルファベット、広告・クラウドが好調…4Q業績発表【会員限定】

米アルファベットが2020年第4四半期の業績を発表しました。広告収益とグーグルクラウドが好調の要因のようです。また、GAFAMのすべてが四半期の過去最高益を記録しました。コロナ禍での巣ごもり需要がIT企業各社の業績に結び付いたようです。

老舗スポーツメディア「スポーツ・イラストレイテッド」がサブスクリプションを開始、”広告だけに依存できない”と【会員限定】

50年以上の歴史をもつ米スポーツメディアがサブスクリプションサービス開始を決断しました。変化するインターネット環境へ対応し、これまで培ってきたコンテンツの価値と読者との関係をデジタルにおいても構築するため、広告依存のビジネスモデルから脱したい考えです。

高校生の読書習慣、ふだん「読書する」が約8割、読み方は「紙の本」派が8割超

ドコモが法人会員向けに新たなメディアサービスを提供…NewsPicksとドコモが協業

まぐまぐとエアトリ、投資事業における新規合弁会社エアトリまぐまぐベンチャーズを設立

「みんかぶ」が4月にメディア統合しリブランド…6月には「Kabutan(株探)米国株」の提供開始

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本日はここまでです。今日も一日頑張っていきましょう!

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《Hideaki Taga》

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