ユーザベースの通期業績、Quartz事業撤退が響くも売上は大きく増加

株式会社ユーザベースが10日に発表した2020年12月期の連結業績(2020年1月1日~12月31日)は、売上高138億900万円(前年同期比10.3%)、営業利益1億400万円(―)、経常利益▲2億8100万円(―)、親会社株主に帰属する四半期純利益▲64億7200万円(―)となりました(決算短信)。 …

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ユーザベースの通期業績、Quartz事業撤退が響くも売上は大きく増加

株式会社ユーザベースが10日に発表した2020年12月期の連結業績(2020年1月1日~12月31日)は、売上高138億900万円(前年同期比10.3%)、営業利益1億400万円(―)、経常利益▲2億8100万円(―)、親会社株主に帰属する四半期純利益▲64億7200万円(―)となりました(決算短信)。

SPEEDA事業においては、第1四半期連結会計期間から引き続き、中国における新型コロナウイルス感染症の影響により、中国を中心としたアジア地域における契約IDの獲得が鈍化したものの、日本国内における契約IDの獲得は順調に進みました。また、第2四半期連結会計期間において、日本国内に約7,000名のエキスパート・ネットワークを有する株式会社ミーミルを100%子会社化し、第3四半期連結会計期間において、ミーミルのエキスパートリサーチ事業をSPEEDAに統合し、多様な業界・分野の第一線で活躍する専門家の知見を含む、総合的な経済情報プラットフォームとしてSPEEDAを刷新しました。第一段のサービスとして、「今、専門家に聞く」機能、FLASHOpinionをリリースしています。

これらにより、当連結会計年度末におけるMRRは前年同期比13.1%増の463百万円となりました。また、今後は、2020年5月に資本業務提携を実施した、世界180か国以上、約10,000名のエキスパート・ネットワークを保有する米国GlobalWonks,Inc.とのアライアンスも活かして世界中の専門家の知見へのアクセスを可能にし、意思決定に必要な質の高い情報を得ることができるグローバルな経済情報プラットフォームを目指していきます。これらの結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は5,509百万円、セグメントEBITDAは2,000百万円、セグメント利益は2,282百万円となりました。なお、前年同期との比較・分析は、変更後の新セグメントに基づいて記載しています。

NewsPicks事業においては、第2四半期連結累計期間にかけてwithコロナの世界を見据えた良質な特集記事や動画コンテンツをスピーディーに、かつ多数配信することで、有料会員数が大幅に増加しました。また、第2四半期連結会計期間において、新型コロナウイルス感染症の影響で営業活動が停滞し、受注が遅れていた法人向け有料会員数も第3四半期連結会計期間から回復傾向となっています。その結果、重要指標であるMRRは、当連結会計年度末において前年同期比37.8%増の243百万円となりました。広告事業においては、コロナ下における良質なメディアコンテンツの発信により、媒体としてのプレゼンスをさらに高めたことから、動画広告を含め広告受注は順調に増加し、当連結会計年度における広告売上は前年同期比で40.4%増加となりました。

これらの結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は5,950百万円(前年同期比42.0%増加)、セグメントEBITDAは492百万円(前年同期比74.4%増加)、セグメント利益は711百万円(前年同期比65.9%増加)となり
ました。

Quartz事業においては、新規に注力している有料課金事業は拡大している一方で、既存事業である広告事業は新型コロナウイルスの広がりによる景気悪化影響を強く受け、売上高は前年同期比で大幅に減少しました。しかしながら昨年来の運営コストの削減と第2四半期連結会計期間に実施した広告事業を中心とした事業構造改革によって、第3四半期連結会計期間において販売費及び一般管理費は前年同期比で圧縮されました。

これらの結果、Quartz事業の当連結会計年度におけるセグメント売上高は972百万円、セグメントEBITDAは△1,527百万円、セグメント損失は1,961百万円となりました。なお、当社は2020年11月9日付の取締役会にて決議し、第4四半期連結会計期間においてQuartz事業から撤退しました。当連結会計年度における連結対象となる期間は、2020年1月から10月であり、前年同期比は参考値となります。

その他事業においては、B2BマーケティングプラットフォームFORCASが順調に顧客獲得を進め、当連結会計年度末におけるFORCASのMRRは前年同期比33.2%増の100百万円まで増加しました。また、スタートアップデータベースのINITIALが成長を加速させており、2017年1月に買収してから3年後である前連結会計年度において通期黒字化を達成し、当連結会計年度においても継続してEBITDAは黒字となっています。その他事業のセグメントEBITDAは損益分岐点に近い水準まで赤字幅が縮小されました。今後は、売上成長と収益のバランスを見ながら事業拡大を図っていく方針です。これらの結果、その他事業の当連結会計年度におけるセグメント売上高は1,421百万円、セグメントEBITDAは△11百万円、セグメント利益は46百万円となりました。

今期の通期業績予想は、売上高156億円(前年同期比13.0%)、営業利益13億8000万円(―)、経常利益12億4000万円(―)、親会社株主に帰属する四半期純利益6億9000万円(―)としています。

※本記事は決算AIによって生成されました

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