おはようございます、Media Innovationの多賀です。2020年、アメリカではサイバー犯罪が激増したそうです。これまでインターネットをあまり使ってこなかった人は、犯罪者にとってかっこうの的、ということでしょうか。子どものネットリテラシー教育ばかり注目されがちですが、高齢の人（特に自分の親）のネット利用にも気を配りたいと思います。
「Media Innovation Newsletter Daily Edition」では毎朝、メディア関係者必読のニュースや、Media Innovationに掲載されたオススメ記事を紹介していきます。
目次
3月26日の注目記事チェック
まずはMI編集部員が見つけたメディア関係の注目記事をご紹介します。
GDPRの懸念により、グーグルはヨーロッパでFLoCのテストを（今のところ）行わない (ad exchanger 英文)
グーグルはIWABGという会議の中で、サードパーティクッキーの廃止後に向け開発に取り組んでいる広告APIの「FLoC」が、EUのプライバシーであるGDPRや、クッキー利用を規制するeプライバシー規則に準拠していない可能性があるため、ヨーロッパでのテストを今のところは行わないことを発表しました。既に米国などではテストを開始しており、「ヨーロッパでのテストをできるだけ早く開始するよう取り組んでいる」ようですが、どのように法規制をクリアするのか注目です。
デレク・ジーター率いる「アスリート自身が語る」サイト、日本版を開設 (Forbes Japan)
アスリートが、取材・編集された記事ではなく自身の言葉で自身のストーリーを共有するメディア「The Players’ Tribune(TPT)」が公開され、既に４つの記事が公開されています。デジタルメディア向けプラットフォーム開発企業のMinute Mediaと、アスリート関連の出版・映像制作を行う株式会社ミライカナイによる共同運営とのことです。
JR東、中国SNS「Weibo」で運行情報を発信 アフターコロナ見据え (ITMedia)
広告配信とコンテンツの最前線で得られた知見とは？UltraImpressionとテレビ朝日の実践 (MarkeZine)
3月26日のMIオススメ記事
ここからはMIに掲載された記事を紹介します。
赤裸々な数字も公開！Media Innovationのサブスク1年間を振り返る・・・特集「進化するサブスク」#2
今月の特集のテーマは「進化するサブスク」。今回はMedia Innovation自身のサブスクリプションのこれまでを、大胆にも実際の数字を公開して振り返っています。3月31日に開催予定のイベント「Media Innovation Meetup #25 メディアのサブスクリプション2021」では、サブスクモデルに取り組む様々なメディアの担当者の方々をお呼びして、その実情をお話しいただきます。プレゼンテーションの他、パネルディスカッションや質疑応答の時間もありますので、ぜひご参加ください。
フェイスブックでの再投稿でエンゲージメントが向上・・・パブリッシャー向け調査
「記事を投稿して終わり」ではなく、内容やタイミングを見極めて再投稿することがエンゲージメント獲得に非常に重要であるものの、有効活用しているパブリッシャーは少ないようです。ニュース系メディアでも、内容によっては数か月経っても読む価値のある記事もあるでしょうから、コストをかけずにトラフィックを増やす有効な手段として活用すべきですね。
「Medium」が編集スタッフに希望退職、オリジナルコンテンツ戦略を転換・・・組合つぶしの側面も?【会員限定】
報道実務家フォーラムとスローニュースが「調査報道大賞」を設立・・・年月を経て評価された報道も対象に【会員限定】
◆ ◆ ◆
本日はここまでです。今日も一日頑張っていきましょう！
Media Innovation Guildに登録していただければ、「Media Innovation Newsletter Daily Edition」が毎朝メールボックスに届きます。
