媒体社のYouTubeチャンネルの立ち上げとグロースについてAnyMindが解説

Media Innovationが毎月開催しているオンラインセミナー「Media Innovation Meetup」。2月は「今さら聞けないYouTubeの始め方」と題して2月24日に開かれ、YouTubeチャンネルの支援に取り組んでいる、AnyMind Japan株式会社 Creator Growth事業部の佐藤美咲部長がYouTube…

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Media Innovationが毎月開催しているオンラインセミナー「Media Innovation Meetup」。2月は「今さら聞けないYouTubeの始め方」と題して2月24日に開かれ、YouTubeチャンネルの支援に取り組んでいる、AnyMind Japan株式会社 Creator Growth事業部の佐藤美咲部長がYouTubeの運営やマネタイズモデルなどについて説明しました。
(聞き手: 株式会社イード 執行役員 土本学)

記事の一番最後で当日の模様を録画した映像も紹介しています。

佐藤氏は2012年にマイクロアドに入社し、Web向け収益支援に携わり、2014年からはnanapiで広告マネジメントを担当しました。その後、2016年にAnyMind Groupに転職、タイ支社勤務を経て、2019年に日本支社に異動し、Creator Growth事業部を立ち上げました。これまでに150以上のYouTubeアカウントの運営をサポートしてきました。

AnyMind Groupは2016年4月にシンガポールで創業したIT企業で、東南アジアを中心に世界の13市場、17拠点でマッチングテクノロジーを軸に様々なソリューションサービスを提供しています。主な事業はものづくりも含めたD2C関連事業、インフルエンサーマーケティング、 デジタルマーケティング、YouTuber支援などです。

AnyMind Japan株式会社 Creator Growth事業部 部長 佐藤美咲氏

今こそYouTubeに進出する理由

はじめに、佐藤氏は今こそYouTubeに進出する理由として「今後、YouTube市場がどんどん拡大していくので、それに伴い広告単価も、まだ伸びしろがあると思います。また、ユーザー数もまだまだ増加しているため、視聴回数を上げられる土壌があるのではないかと思います。以上の2点からYouTubeを今始めるのが最適だと考えています。」と説明しました。

AnyMind Groupの子会社で、Web向けの収益化支援を行っているフォーエムの調査によりますと、2020年の緊急事態宣言後、広告単価は最盛期の半分ぐらいに暴落し、その後、回復していきますが、12月時点では、まだ最盛期の広告単価まで戻っていないそうです。

佐藤氏は、個人情報保護の観点から行われるデータ規制について「今後、Cookieデータの使用が廃止され、広告のターゲティング精度が落ちていくと言われています。そして、純広告やPMPの獲得ができない場合はWebのCPMがこれから下がっていくと考えられています。」と話していました。

佐藤: そういった状況ですが、動画広告は売り上げを伸ばしています。2019年のインターネット広告の媒体別シェアでは、ディスプレイ広告が5.6ポイント減少し33.3%でしたが、動画広告は5.1ポイント増加し19.1%となっていました。また、サイバーエージェントの動画広告市場規模予測でも、今後右肩上がりで、市場が拡大していくとみられていて、その中でもYouTube広告はさらに市場が伸びていくと予測されています。

電通の2019年日本の広告費より作成

Googleの調査によりますと、YouTube広告はリーチ数でテレビCMを上回り、ユーザーにリーチするまでの速さについても、今、テレビCMを上回っているそうです。佐藤氏は「テレビCMの予算がYouTubeに流れてくるのは、本当にすぐそこまで来ていると思います。」と話していました。

YouTubeの月間利用者数は6,500万人を超え、新型コロナウイルスの流行以降、YouTubeの利用が増えたと回答した人の割合は74%で、利用者数はさらに増加すると考えらえています。また、情報収集の手段の変化がアメリカ市場では起きていて、佐藤氏は「今まではテレビやWebサイトでニュースを見ていたケースが多かったと思いますが、現在、アメリカではユーザーの約4分の1がYouTubeでニュースを入手していて、日本にも、この流れが訪れそうです。」と説明していました。

Pew Research Center調べ

YouTubeのマネタイズモデル

続いて、佐藤氏はYouTubeのマネタイズモデルとして、AdSenseからの広告収益や企業案件の獲得、グッズ販売について紹介しました。


《Media Innovation》

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