フェイスブック、コマース領域のオンライン化支援を強化・・・AR及びAIの導入でより充実したショッピング体験へ

フェイスブックが、コマース領域におけるさらなる取り組みとして、ショップ機能や広告ソリューションの拡充、より充実したショッピング体験を将来的に実現するためのテクノロジーへ投資を行うことを発表しました。

FacebookとInstagramの決済機能を利用している出品者への手数料を免除

同社調査レポート(*1)によると、世界の消費者の3分の1がパンデミック収束後も店頭での滞在時間は減るだろうと回答しており、4分の3近くがFacebookやInstagram、Messenger、WhatsAppからショッピングのアイデアを得ていると回答。こうした消費者の状況のもと、同社はショップ機能へさらなる投資を行うとともに、2022年6月までの1年間、FacebookとInstagramのチェックアウト(決済)機能(*2)を利用している出品者への手数料を免除することを決定しました。

(*1)Facebook IQ「未来のショッピングが早く来た:業界からの視点」レポート
(*2)チェックアウト(決済)機能は現在、米国のみ対応。日本を含む米国外は導入時期未定

広告によるショッピング体験のパーソナライズ化

顧客に対してシームレスで関連性の高いショッピング体験を提供するというビジネスニーズに対応するため、同社は利用者のショッピングの好みに応じてパーソナライズされた広告体験を提供するショップ広告を導入することを計画。ビジネスが適切なオーディエンスを見つけるためのショッピングカスタムオーディエンスや、商品タグをつけた投稿を配信し、ショップの商品詳細ページへ送客する広告などの既存ツールをベースに、利用者の普段のショッピング行動に基づいて、最も商品を購入しそうな場所に送客できる広告を現在米国でテスト中といいます。ショップ広告をさらにパーソナライズできる方法も検討中とのことです。

ARやAIを活用した未来のショッピング体験

Facebook社は、ARやAIなどのイマーシブテクノロジー(没入型技術)が今後のオンラインでのショッピング体験の基盤になるという考えから、これらの技術に投資。具体的には、InstagramにAIを活用した新たなビジュアル検索ツールを導入し、利用者がより簡単に新しい商品を発見できるようにするほか、AR体験を通じて購入前に商品を体験し、イメージしやすくなるようにします。将来的には、利用者がカメラで撮影した画像からもビジュアル検索を利用できるようになるといいます。

FacebookではAR対応のダイナミック広告も試験的に導入。広告主がAR商品カタログをアップロードすると、利用者の興味関心に関連する商品が自動的に表示され、広告を通じてARを活用したバーチャルな試着体験を訴求可能になるとのことです。

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デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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