マチナカ広告プラットフォーム「OOH MATCH」提供開始・・・首都圏1都3県エリアの10万件の広告枠を掲載

ソフトバンク株式会社の子会社SBイノベンチャー株式会社の「OOHメディアプロジェクト」が、マチナカの広告メディアと広告主のマッチングサービス「OOH MATCH(オーマッチ)」の本格提供を始めました。 「OOH MATCH」は、マチナカの広告メディア「OOH広告」に特化した…

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マチナカ広告プラットフォーム「OOH MATCH」提供開始・・・首都圏1都3県エリアの10万件の広告枠を掲載

ソフトバンク株式会社の子会社SBイノベンチャー株式会社の「OOHメディアプロジェクト」が、マチナカの広告メディアと広告主のマッチングサービス「OOH MATCH(オーマッチ)」の本格提供を始めました。

「OOH MATCH」は、マチナカの広告メディア「OOH広告」に特化したプラットフォームで、広告出稿したいエリア名や住所の入力で、看板・ポスター・サイネージなどの集客・PRに最適な広告枠を見つけることが可能です。2021年7月8日現在で、首都圏1都3県エリアに対応し、10万件の広告枠を掲載しています。

サービス提供の背景として、国内のOOH広告市場が複雑な業界構造で、空き枠や価格情報は市場に十分に流通していないことから、「費用感がわからない」「発注方法や料金メニューが複雑」ということを理由に、出稿に高いハードルがありました。また、OOH広告には価格がクローズドの枠もあり、出稿後に「実はもっと安く買えた」となることも少なくないとのことです。

また、OOH広告業界の取引プロセスはいまだ電話やメール、FAXで行われており、営業・商談もオフラインでの対面式がほとんどで、負担が大きいのが現状と指摘。

さらに、コロナ禍において、購買活動の地元化・小商圏化が進んでいると言われており、地元商圏エリアに効果的なプロモーションを行える手段として、OOH広告に注目が集まっています。

「OOH MATCH」は、同社が保有する10万件の広告枠データベースから探すことが可能で、料金シミュレーター機能や、周辺の様子がわかるストリートビュー機能で、条件やイメージに合う広告枠を比較・検討することができます。

また、政府の人口統計データと連動し、「広告検討するエリア居住者の性別や年代」を確認して広告枠を選ぶことができます。今後、更に精緻なエリア分析ができるよう、国勢調査や事業所・企業統計などのリサーチデータにも対応を進めていくといいます。

今後、より便利に広告枠が取引できるよう、人流データ連携機能やオンライン取引機能、媒体社支援機能など、継続的な機能アップデートを予定。現在、東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県エリアを中心としたサービス提供エリアを、2021年度中には大阪・名古屋エリアに、2022年度には全国エリアにサービスを順次展開する予定としています。

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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