フォーエム、AnyManagerでWebメディアにPubMatic「Identity Hub」の実装機能を提供

AnyMind Group株式会社の子会社でWebパブリッシャーを支援する株式会社フォーエムは、Web パブリッシャーのサイトに、AnyManagerでPubMatic Inc.の「Identity Hub」を実装できる機能の提供を始めました。 AnyManagerは、広告収益やサイト分析、キーワード分析を行う「An…

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フォーエム、AnyManagerでWebメディアにPubMatic「Identity Hub」の実装機能を提供

AnyMind Group株式会社の子会社でWebパブリッシャーを支援する株式会社フォーエムは、Web パブリッシャーのサイトに、AnyManagerでPubMatic Inc.の「Identity Hub」を実装できる機能の提供を始めました。

AnyManagerは、広告収益やサイト分析、キーワード分析を行う「Analytics」、メディアやECの表示スピードを高速化する「Speed」、Push通知やアプリ内メッセージを提供する「Engage」、ワンタグで広告収益につなげる「Monetize」、AMPやWeb Storiesなどを実装できる「Build」の5つのサービスを提供しています。

「Identity Hub」の実装機能リリースの背景として、近年、広告業界での個人データ保護の重要性増加に合わせ、3rd party cookieの使用が徐々に制限されており、広告のターゲティング精度の低下、Webパブリッシャーの広告単価の下落が想定されていることがあるといいます。

代替として、プライバシーサンドボックスやWebパブリッシャーが保持する1st party data、コンテキストターゲティング、IDソリューションなどが挙げられます。その中で、IDソリューションは、3rd party cookieを使わずにユーザーデータを識別し保存する新たな手法で、消費者にコントロールを与えつつも、デバイスやチャネルを越えて広告の効果測定が可能になる新しい識別子であると期待されているとのことです。

今回、WebパブリッシャーにIDソリューションが実装できることで、ブラウザやOSの変化を問わずターゲティング可能な在庫の割合を高め、CPMを向上させる効果が見込め、複数のIDソリューションを横断して管理することができるPubMaticのIdentity Hubをワンタグ経由でWebサイトに実装する機能の提供を始めたとしています。

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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