GoogleのUX評価基準「Core Web Vitals」スコア調査・・・改善進むも米上位100サイトの半数がGOOD要件満たさず

Google.com(米国)で最も閲覧されているウェブサイト上位100位のうち、およそ50%が、8月にアップデートが完了したCore Web VitalsのGOOD要件を満たしていないことが、デジタルマーケティングに関する分析会社 Searchmetricsの発表したデータで明らかになりました。 目…

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Google.com(米国)で最も閲覧されているウェブサイト上位100位のうち、およそ50%が、8月にアップデートが完了したCore Web VitalsのGOOD要件を満たしていないことが、デジタルマーケティングに関する分析会社 Searchmetricsの発表したデータで明らかになりました。

Core Web Vitalsとは

グーグルが提案するCore Web Vital(CWV)は、Webサイトが高いユーザーエクスペリエンスを提供しているかを表す指標であり、Google検索における検索順位を決める指標として利用されるものです。

CWVは、LCP(表示速度)、FID(操作応答性)、CLS(視覚安定性)の3つから構成されています。LCPはページ上の最も大きい画像やテキストブロックが表示されるまでの時間で表され、2.5秒未満がGOOD、4.0秒以上がPOORという判定基準となっています。FIDはユーザーがページ上で入力を行えるまでの遅延時間で判定され、100ms未満がGOOD、300ms以上がPOORという基準になっています。CLSはページの描画中にコンテンツの視覚的なズレがどの程度起きているかで判定され、そのスコアが0.1未満でGOOD、0.25以上でPOORと判定されます。

改善が進むも、半数がGOOD要件満たさず

Searchmetricsによると、上位100サイトのうち、CWVの3要件を満たすドメインの割合は、2020年1月時点ではデスクトップで22%、モバイルで28%でした。今回発表されたデータでは、デスクトップで50%、モバイルで56%と増加していることがわかります。


《Hideaki Taga》

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