2021年動画配信市場全体は前年比19.0%増、SVOD市場は「Netflix」が3年連続1位

GEM Partners株式会社は、2021年の動画配信(VOD)市場規模推計と、2026年までの市場規模を3つのシナリオで予測した「動画配信(VOD)市場5年間予測(2022-2026年)レポート」から、定額制動画配信(SVOD)のサービス別市場シェア推移などいくつかの調査結果を発表しました。

2021年の動画配信市場全体の規模は、前年比19.0%増となる推計4,614億円でした。これは、GEM Partners調査による「動画配信/放送/ビデオソフト市場 ユーザー分析レポート」の結果などを基に、「定額制動画配信(SVOD)」「レンタル型動画配信(TVOD)」「動画配信販売(EST)」を合わせ、規模を推計した結果となります。

定額制動画配信(SVOD)市場は、前年に続き、規模が多くのサービスで拡大。市場全体の規模も大きくなっており、2021年は前年比19.9%増の3,862億円と推計されます。

サービス別に市場シェアを推計すると、「Netflix」がシェアを拡大しており、2019年、2020年のシェア1位に続き、2021年も1位を獲得。シェアは、前年比+3.1ptとなる23.1%でした。

2位は「Amazonプライム・ビデオ」が獲得。前年比-1.0ptとなる12.0%と前年からシェアを落としていますが、2位にランクインしました。「U-NEXT」は日本勢で最も高いシェアを獲得しており、前年比+0.1ptとなる11.5%で3位にランクインしています。

前年と比べて最も規模が拡大したのは「ディズニープラス」でした。2020年時点でのシェア3.9%から2021年は6.0%に増加、推計売上は前年比86%増となり、全サービス内で最も高い成長率となりました。シェアランクも前年8位から6位に上昇しています。

次に動画配信市場全体の規模の将来予測として、消費者調査の結果、日本と米国の動画配信のこれまでの普及実績、また新型コロナウイルスの流行の影響をどこまで加味するかを踏まえ、2026年までの動画配信市場全体の成長スピードを「ベース」「楽観」「悲観」の3つのシナリオで試算しました。

「ベース」シナリオでは、コロナ流行前の米国と同程度で、現状の日本の動画配信市場の成長スピードが鈍化していくと見込んでいます。その前提に立つと、2021年から2026年にかけて年平均9.4%で成長し、2026年には7,241億円まで拡大する結果となりました。

DVD・BD市場は、今後も縮小すると予測。しかし、動画配信市場はそれを上回るペースで拡大すると予想しています。「ベース」シナリオの「DVD・BD」と「動画配信」をあわせた市場規模全体では、年平均成長率が2026年にむけて4.9%で拡大する予想をしています。

「動画配信(VOD)市場5年間予測(2022-2026年)レポート」は、2022年2月18日(金)発行。GEM Standard公式サイトにて、ダウンロード販売を行っています。価格は日本語版(PDF、データ集)33万円、日本語版・英語版セット(PDF、データ集)55万円。各税込み。

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