SlowNewsが定額課金サービス終了へ 事業方針を変更

調査報道とノンフィクションの読み放題サービス「SlowNews」が定額課金サービスを終了すると発表しました。

2021年2月にサービスを開始した同サービスは、ユーザーや書き手、出版社に支えられ、社会的意義のあるコンテンツやスクープを発信することができ、書籍も10冊以上出版でき、調査報道支援にも繋がったとしています。しかし、現在のサービスのままでは「エコシステム」の実現には道のりが遠いと判断したことから、現在の定額課金サービスを一旦クローズし、方向転換することにしました。

今回の発表に伴い、5月30日以降は新規の申込みやアプリのインストールを停止し、7月1日以降は原則、新しいコンテンツの更新を行わないとしています。現在購読中の定期購読の自動更新は、5月30日以降の更新のタイミングで順次自動的に解約し、支払いは発生しなくなりますが、5月30日時点で有料会員または無料お試し中の方は7月31日まで無料で使えます。

「SlowNews」は改めて、調査報道のエコシステムをつくりあげることを目指すとしており、ミッションをより確実に達成するために、事業モデルを磨き上げる時間を確保した上で、調査報道に取り組むジャーナリストを支援する「調査報道支援プログラム」や、すぐれた調査報道を顕彰する「調査報道大賞」、ジャーナリスト向けの「調査報道スキル講座」やイベントも継続しながら、調査報道を継続的に生み出すエコシステムを作ることを目指し、ジャーナリズムの持続的な発展を支援していきます。今後、一部のコンテンツについては、スローニュース公式noteで無料配信を行い、新サービスまでの当面の間は、新規コンテンツは公式note上で展開。調査報道集団Bellingcatの記事の翻訳配信も公式note上で継続し、過去の記事も読めるようにするとしています。

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「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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