メタ、「Instagram」と「Facebook」に11.99ドルの月額課金制サービスを開始

本日Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは、新進気鋭のクリエイターの存在感を高め、コミュニティをより早く構築できるMeta Verifiedという有料サービスのテストを開始 することを発表しました。

このサービスは、InstagramとFacebookで、政府機関のIDでアカウントを認証する認証バッジ、積極的なアカウント保護、アカウントサポートへのアクセス、知名度やリーチの向上などがセットになったもので、今週末からオーストラリアとニュージーランドで段階的なテストを開始し、近日中に世界の他の地域でも提供したいとのことです。

クリエイターからの要望を反映し、認証やアカウントサポートへのアクセス拡大や、知名度やリーチを高めるための付加価値を備え課金するものです。この動きは、先月TwitterがTwitter Blueの価格を月額11ドルにすると発表したのに続き、Snapchatやメッセージングアプリの Telegramなど他のソーシャルメディアアプリも有料会員制サービスを開始していて、広告以外の収入源としてサービス提供を試みるものと思われます。

有料サービスを契約するとビューが増える?

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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前田邦宏
前田邦宏
メディアイノベーション見習いスタッフ。海外調査の最新動向を担当。分野を問わず、調べ物が好き。

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