「ニューヨーク・タイムズ」を発行するザ・ニューヨーク・タイムズ・カンパニーが5日に発表した第2四半期(4-6月)の業績は、売上高4億0375万ドル(前年同期比-7.5%)、営業利益2880万ドル(-24.1%)、純利益2366万ドル(-6.0%)と、新型コロナウイルスの影響で広告が大幅に落ち込んだ事から減収減益となりました。
一方でデジタルの有料サブスクリプションは好調で、3ヶ月間でニュースで49万3000件の新規契約を獲得。クロスワードやレシピなどその他の製品でも17万6000件の新規契約があり、合計66万9000件の獲得がありました。累計ではデジタルのみで570万件、印刷版とのバンドルを含めると650万件の契約があり、同社が昨年掲げた1000万件に向けて順調に増加を見せています。