おはようございます、Media Innovationの多賀です。緊急事態宣言が対象地域拡大、期間も延長されました。もはや「緊急事態」という意識も薄れていると思いますが、このままズルズルと長引かせることが最も危険な気がします。
「Media Innovation Newsletter Daily Edition」では毎朝、メディア関係者必読のニュースや、Media Innovationに掲載されたオススメ記事を紹介していきます。
目次
8月17日の注目記事チェック
まずはMI編集部員が見つけたメディア関係の注目記事をご紹介します。
講談社は、いかに 自社広告プラットフォーム を開発したか? :「 OTAKAD 」開発秘話 (DIGIDAY)
OTAKAD(オタカド)は、独自開発のAIによって閲覧記事の傾向から趣味趣向を指数化し、リアルタイムで読者属性に合致した広告配信を行う広告プラットフォームです。講談社は、開発力が十分でないながら、「スピードと独自性」にこだわってOTAKADを成長させてきました。そこには、大手プラットフォーマーに頼った運営は「先細りしかない」という危機感がありました。
出版社の信頼性が経済的価値を生む仕組み (What’s New In Publishing 英文)
メディアは、広告主ではなく読者に目を向けることの重要性に気づきつつあります。この記事では、ニュースルームにとっては、フェイクニュースや誤情報を排し、読者の信頼を得ることは、そのままメディアの収益に直結すると指摘。より信頼性を高めるための方法を紹介しています。
DIGIDAYガイド: Z世代 の「 メディア消費習慣 」知っておくべきすべてのこと (DIGIDAY)
日本政府は「デジタル監・伊藤穰一」に何を期待するのか【連載】高須正和の「テクノロジーから見える社会の変化」(14) (FINDERS)
デジタル化で大きく変化するテレビ意識 「発見!令和のテレビっ子」 (生活者データ・ドリブン・マーケティング通信)
中国EC最大手「ピンドゥオドゥオ」の緻密すぎる戦略、なぜ赤字でも大幅割引するのか (ビジネス+IT)
新UIが不評のTwitter、ボタンの表示コントラストを再調整 (engadget 日本版)
女性向けECサイトでクレカのセキュリティコード流出か サービスは停止済み、再開時期は未定 (ITmedia)
8月17日のMIオススメ記事
ここからはMIに掲載された記事を紹介します。
サードパーティクッキー廃止によって変わる運用型広告、今から取り組むべきは? アタラ高瀬氏に聞く【会員限定】
デジタルマーケティング活動を支援するアタラ合同会社の高瀬氏は、来たるサードパーティクッキー廃止に対する危機感がようやく業界内で高まってきていると分析。各企業が今から取り組むべき対策について伺いました。高瀬氏は、企業にとって、ファーストパーティデータを持っているかどうかが非常に重要であると指摘しています。
YouTube、2つのジャーナリズム支援プログラムを始動・・・日本からは4人と2メディアが参加【会員限定】
メジャーなニュースソースとなりつつあるソーシャルメディア。その需要に答え、情報の信頼性を高めるべく、YouTubeはデジタルジャーナリズム支援プログラムをスタートしています。
SNS各社が若年層ユーザーの安全性確保に向けた取り組みを強化・・・広告ターゲティングの制限も【会員限定】
クリエイター特化型音声テキストメディア「VOXONOTE」のβ版がスタート・・・音声を自動テキスト化
TikTok、広告クリエイティブを比較したレポートを公開…同じ素材でもTikTokはブランドリフト効果が高い
アイスタイル、ロコガイド代表取締役穐田誉輝氏の社外取締役選任を見送り
熊本日日新聞、夕刊を9月末で休刊・・・「紙+デジタル」で変化に対応
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本日はここまでです。今日も一日頑張っていきましょう!
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