TSUTAYAのメガフランチャイジーである株式会社トップカルチャーが、曲がり角に差し掛かりました。
2023年10月に固定資産の減損損失4億3,000万円を計上。9億9,700万円と予想していた純利益は、13億7,600万円(前年同期は2億7,200万円の純損失)まで膨らんで着地しました。
12月14日に資本金の額を23億4,200万円から1億円に引き下げました。
この会計処理は主に業績が悪化した企業が行うもので、累積赤字の補填や節税効果に期待できます。赤字を出し続けていたトップカルチャーは、利益剰余金が16億4,300万円のマイナスになっていました。
コワーキングスペースの出店や文具・雑貨ジャンルでレンタル事業縮小の穴を埋める計画でしたが、立て直しを図ることができませんでした。新しい書店のモデルを確立し、再成長に向けてスタートを切りました。