トップカルチャーは7億円の純損失計上で自己資本比率10%の危険水域へ【メディア企業徹底考察 #191】

・トップカルチャーが7億円の純損失計上
・自己資本比率が10%に低下
・書店事業中心に再成長の難しさ

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トップカルチャーは7億円の純損失計上で自己資本比率10%の危険水域へ【メディア企業徹底考察 #191】
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TSUTAYAのメガフランチャイジーである株式会社トップカルチャーが2024年10月期(2023年11月1日~2024年10月31日)に7億円を超える純損失を計上しました。

4期連続の最終赤字。今期も1億4,000万円の純損失を予想しています。トップカルチャーは2024年10月末時点の自己資本比率が10.0%。前年から4.3ポイント低下しました。有利子負債は97億8,800万円で、短期有利子負債は54億4,300万円。現金残高は9億7,800万円であり、財務状態は切迫しています。

同社は2023年に書店取次大手トーハンから出資を受けて6億7,000万円を調達していました。更なる調達も視野に入る局面です。

2026年10月期の増収計画は達成できるのか?


《不破聡》

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