ニューヨーク・タイムズ、商品レビューサイト「Wirecutter」で初のポッドキャストを開始・・・その狙いは?

・Wirecutterが初のポッドキャストを開始
・商品のアドバイスを親しみやすく提供
・収益モデルの多様化を狙う戦略

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ニューヨーク・タイムズ、商品レビューサイト「Wirecutter」で初のポッドキャストを開始・・・その狙いは?

ニューヨーク・タイムズ・カンパニーが運営する商品レビューサイト「Wirecutter」が、8月21日に初のポッドキャスト「The Wirecutter Show」を開始します。このポッドキャストは、Wirecutterのジャーナリズムに基づいた商品レビューを、より親しみやすい形で提供することを目的としています。

Wirecutterのデピュティ・パブリッシャーであるクリフ・レヴィ氏は、「Wirecutterはビジネスモデルを拡大するだけでなく、プラットフォームも拡大しています」と述べ、ポッドキャスト開始の意義を強調しました。

「Wirecutter」は日本で言えば、ヤフーが買収したマイベストのような立ち位置で、様々な商品レビューを提供し、そこから小売業者への送客でアフィリエイト収入を得ています。規模はかなりのもので、140名のジャーナリストが在籍しているということです。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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