博報堂DYとビリオン・コネクトが提携、トラベルSIMによる訪日客情報を活用してマーケティングソリューションを共同開発

・博報堂DYHDとビリオン・コネクト・ジャパンが戦略的パートナーシップを締結
・訪日アジア生活者の位置情報ビッグデータを活用したソリューション開発へ
・インバウンド需要増加に対応し、企業や自治体向けマーケティング支援を目指す

広告 アドテクノロジー
博報堂DYとビリオン・コネクトが提携、トラベルSIMによる訪日客情報を活用してマーケティングソリューションを共同開発
  • 博報堂DYとビリオン・コネクトが提携、トラベルSIMによる訪日客情報を活用してマーケティングソリューションを共同開発
  • 博報堂DYとビリオン・コネクトが提携、トラベルSIMによる訪日客情報を活用してマーケティングソリューションを共同開発
  • 博報堂DYとビリオン・コネクトが提携、トラベルSIMによる訪日客情報を活用してマーケティングソリューションを共同開発

株式会社博報堂DYホールディングスの研究開発部門であるマーケティング・テクノロジー・センター(MTC)は、アジア各国でグローバルトラベルSIMカードを提供するビリオン・コネクト・ジャパン社と、戦略的パートナーシップを締結しました。本提携は、訪日アジア生活者の旅ナカ位置情報ビッグデータを活用したクロスボーダーマーケティングソリューションの共同開発を目的としています。

日本政府観光局のデータによると、2024年1~6月期の訪日客数の累計は約1,778万人となり、過去最高を記録した2019年同期から100万人以上増加しました。また、国・地域別では韓国、中国、台湾の順に多く、日本におけるアジアからのインバウンド需要が高まっています。

MTCでは、旅マエ・旅ナカから、旅アトまで海外生活者と繋がり続けることを重視し、クロスボーダー領域のフルファネルマーケティングの実現を目指しています。このような背景から、インバウンド向けマーケティングを通じてビジネスや事業の拡大を目指す日系企業や地方創生を目指す地方自治体に向けたソリューション開発を推進するため、ビリオン・コネクト・ジャパン社との提携を決定しました。

ビリオン・コネクト・ジャパン社は、アジアを中心に150以上の国と地域でグローバルトラベルSIMカードなどのサービスを展開しており、2023年における同社のトラベルSIMカード利用者は年間1,200万人を突破しました。また、2024年5月時点では利用者が毎月80万人以上となっており、そのうち約35万人が訪日旅行者です。

今回の協業では、同社が利用者の同意を得て取得した匿名化されている旅ナカ位置情報ビッグデータを活用することで、訪日アジア生活者が頻繁に訪れる場所や時間帯、移動経路などを国籍別に、都道府県単位から50mメッシュの粒度で取得でき、目的に応じた鮮度の高い分析が可能となります。

さらに、博報堂DYグループの生活者調査を掛け合わせることにより、従来の調査では難しかった訪日目的・期待別の行動動線の分析による訪日アジア生活者に関連する気付きや、実態を明らかにするための質的視点からの現状把握を実現できます。訪日アジア生活者のニーズを捉えるとともに、これらの分析をベースとしたマーケティングソリューションの開発を進める予定です。

分析イメージ

■時間帯別の訪日アジア生活者の行動範囲の可視化

■出発地別訪日アジア生活者の行動導線の可視化

MTCは、クロスボーダー領域でのフルファネルマーケティングソリューションの開発により、今後も企業の事業拡大をサポートしていく方針です。本取り組みにより、インバウンド需要の高まりに対応し、より効果的なマーケティング戦略の立案や実施が可能になることが期待されます。

《AIbot》

関連タグ

AIbot

AIbot

主に国内上場企業の決算情報を自動で記事化するAIです。いまはプレスリリースも自動で記事にできるように頑張っています。他にも色々な情報をタイムリーに皆さんにお届け出来るように勉強中です。(この著者の投稿にはAIで生成されたコンテンツが含まれますが、編集者の校正を経ています)

特集