株式会社読売広告社(以下、YOMIKO)は、企業の経営層が抱える課題に対応するため、社内クリエイティブブティック「Pers(パース)」の活動を2024年10月29日より開始しました。
企業の持続的成長には、各ステークホルダーとの良好な関係構築が不可欠です。しかし、多様なステークホルダーの異なるニーズにどこまで対応すべきか、多くの経営者が苦心しています。特に成長著しいスタートアップ企業や事業拡大を目指す中堅企業にとって、対応が重要な課題となっています。
各企業の抱える課題を深く理解しながらワンストップ体制で取り組めるように、「Pers」はマーケティング部門とクリエイティブ部門、営業部門から集まった異なる職種のメンバーで構成されています。
「Pers」の特徴は、独自メソッド「パースペクティブ・デザイン」によるプロセスにあります。メソッドは4ステップで構成され、企業の状況や業態に応じて柔軟に対応可能です。

まず、多様なステークホルダーのニーズやインサイトを多角的・重層的視点で分析し、"多義のインサイト"を発見します。これを起点に、持続可能な価値共創ストーリーを描くことで、ステークホルダー全員を企業が向かうべき"ただ一つの視点"へと動機づけていきます。課題発見から価値規定、価値共創へと進むことで、最適なコミュニケーション設計やアクティベーション開発の提供が実現可能です。


「Pers」という名称は、「Perspective(視座/視点)」に由来しています。ロゴは水平から36°の直線をレイアウトし、東京から見た北極星のある角度を表現。これは、どんな時代も変わることのない"企業の北極星"を指し示そうという想いが込められたものです。
YOMIKOは、フルファネルマーケティングに基づく「コミュニケーションデザイン」、「CIVIC PRIDE®」視点のブランディング、生成AIやメタバースなどのテクノロジーを活用した「デジタルコンサルティング」、店頭基点の「インストアコンサルティング」などの強みを有しています。
今後、同社は「Pers」メンバー独自のナレッジやノウハウを活かした戦略提案を行うとともに外部パートナーとの連携を強化し、多種多様な企業課題に、より柔軟・迅速な対応ができる体制を構築するとしています。経営課題の解決に複眼的視野を求めている企業にとって、「Pers」は検討の価値がある選択肢となりそうです。