IPGは6月19日、ウェブブラウザ版の電子番組表サービス「番組表.Gガイド」において、配信コンテンツへ繋がるOTTリンクの設置範囲を拡張したと発表しました。今回のアップデートにより、「放送中」や「未来」の番組詳細ページから、放送が直近に終了したコンテンツへ直接アクセスできるようになりました。
番組表.Gガイドは全国の放送局および配信サービスを運営する事業社から公式に番組コンテンツのデータ提供を受けているウェブブラウザ版の番組表です。月間アクティブユーザーが約700万人にものぼる、国内最大級の電子番組表サービスとなっています。
Gガイドは、連携する各配信サービスで配信中のコンテンツに直接遷移するOTTリンクサービス機能を実装しており、見たい番組の放送が終了した後も、番組表から手軽に配信サービスのコンテンツに直接アクセスすることが可能です。
これまで、見逃した番組を視聴するためには「過去」の番組表を開く必要がありましたが、アップデートにより、「放送中」や「未来」の番組詳細ページを閲覧している場合も、直近放送終了回の配信コンテンツへ直接アクセスできるようになりました。
現在放送中またはこれから放送される番組の情報を確認した流れでスムーズに前回分を視聴できるため、連続ドラマやアニメの次週の放送内容を読んだ後で、すぐに前回の放送を見返すことが可能になります。

すでに最終話まで放送された再放送番組でも、同シーズン内で前回エピソードを遡ってリンクが表示されます。映画など1話で完結する番組は、放送終了後に見逃し配信がある場合「過去の番組表」にリンクが表示されます。モバイルアプリ「Gガイド テレビ番組表」についても、同様の情報拡充を行う予定です。
IPGは、今後も視聴コンテンツと生活者が最適に出会い、1人でも多くの生活者が豊かな視聴体験を経験できる機会を提供し続けられるよう、サービスや機能の向上を図る方針です。
今回の番組表.GガイドにおけるOTTリンク拡張は、視聴体験の利便性を高める取り組みといえます。テレビ番組の視聴習慣が変化し、放送と配信の融合が進む中、Gガイドはコンテンツの価値最大化を支援するインフラとしての役割を強化しています。