屋外広告のヒットが新規上場、増収ペースの鈍化を乗り越えられるか?【メディア企業徹底考察 #216】

・株式会社ヒットは屋外デジタルサイネージ市場において2025年上場し成長を目指す
・デジタル化により収益性を向上させ、豊富な広告媒体と提案力が強みとする
・増収を狙う投資計画も進行中だが、営業力の維持が今後の成長の鍵

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屋外広告のヒットが新規上場、増収ペースの鈍化を乗り越えられるか?【メディア企業徹底考察 #216】
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  • 屋外広告のヒットが新規上場、増収ペースの鈍化を乗り越えられるか?【メディア企業徹底考察 #216】

映像が立体的に見える「肉眼3D広告」を手がける株式会社ヒットが2025年6月2日に上場承認され、7月4日にグロース市場に新規上場しました。

ヒットは屋外広告専門の会社。不動産オーナーから賃借した屋上などにデジタルサイネージ・看板などを設置し、広告を出すクライアントへの企画・提案から掲出までを一貫して行っています。従業員の67.0%は営業部門であり、営業力が強い会社であると言えるでしょう。

屋外広告の市場は成長軌道にあるものの、足元の増収ペースは鈍化しています。

非効率的なアナログ看板に見切りをつけてデジタル化を推進


《不破聡》

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