アメリカで3分の1世帯が利用する地域特化型SNS「Nextdoor」が、大幅なプラットフォーム再設計を発表しました。従来の近隣住民同士の交流から、本格的なメディア機能を統合した地域情報インフラへの転換です。
Nextdoorは住所確認による実名制を採用し、近隣住民だけがアクセスできるクローズドなコミュニティを形成しています。2008年の創業以来、FacebookやTwitterなどのグローバルSNSとは異なる「近隣(neighborhood)」ベースのプラットフォームとして成長してきました。
現在はアメリカで世帯数1/3に普及し、WAU 27mnのアクティブユーザーを擁しています。過去1年でアクティブユーザーは50%成長を記録し、評価額4.3bn(約4,700億円)で2021年に上場を果たしました。
