新聞社の有料サブスク、全国の7割弱が導入も明暗【Media Innovation Weekly】8/25号

・日本の新聞社の約7割が有料サブスクリプションを導入し、急速に拡大している
・日経電子版は会員数の増加と法人契約拡大で成功例となり、競争が激化している
・動画や多様なコンテンツとAI活用が課金拡大と収益向上の鍵となっている

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新聞社の有料サブスク、全国の7割弱が導入も明暗【Media Innovation Weekly】8/25号

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今週のテーマ解説 新聞社の有料サブスク、全国の7割弱が導入も明暗

新聞社のデジタルメディアは広告に依存したモデルでスタートしましたが、少しずつ有料のサブスクリプションモデルに転換してきました。日本新聞協会のメディア開発委員会の調査によれば、4月現在で主力のニュースメディアについては全国の約7割が有料を導入しているそうです。

85社の基幹サービスのうち58件が有料プランを設定し、全体の68.2%を占めました。2020年調査と比較すると、有料配信は倍増、無料サイトは3割減という劇的な変化です。また、去年と比べても有料プランを提供する新聞社が8件増え、直近でも順調に伸びていると言えます。

ただ、成否は当然ながら会社によって異なりそうです。

日経新聞の一人勝ち、各社KPIは有料会員に


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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