ニューズ・コーポレーション、第1四半期は堅調なスタート・・・AI時代の「知的資産」価値を強調

・ニューズ・コーポレーションは第1四半期に堅調な売上と利益を達成した
・ダウ・ジョーンズと不動産事業が好調で情報と知的資産の価値を強調
・AI時代における知的資産の重要性を訴え、複数の提携を計画している

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<p>NEW YORK – MAY 1:  Pedestrians walk past the Wall Street Journal building at 1155 6th Avenue May 1, 2007 in New York City.  Rupert Murdoch’s News Corporation made an unsolicited bid of $5 billion for Dow Jones and Co., the parent company of the The Wall Street Journal.  (Photograph by Michael Nagle/Getty Images)</p>

米ニューズ・コーポレーションは11月6日、2026年度第1四半期(2025年7~9月期)の決算を発表しました。売上高は前年同期比2%増の21億4,000万ドル、継続事業からの純利益は同1%増の1億5,000万ドルと、堅調なスタートを切りました。主力の「Dow Jones」部門とデジタル不動産事業が収益を牽引しました。

CEOのロバート・トムソン氏は声明で、「AI時代において情報と知的データの価値は誤解されている。創造的なコンテンツは“盗まれる”ものではなく、正当な対価を支払って購入されるべきだ」と強調しました。生成AIをめぐる著作権問題に対し、同社は「法廷と提携(courtship and courts)」の両面で主導的な立場を取る姿勢を明確にしています。


《Manabu Tsuchimoto》

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デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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