中日新聞社は、2026年に迎える創業140周年を記念し、東海地方の発酵食文化に焦点を当てた「つなぐ発酵プロジェクト」を始動します。
キックオフとして、8月5日の「発酵の日」に、ほのかに味噌の香りが漂う特別版新聞を数量限定で無料配布します。
配布場所は名古屋栄の中日ビル地下1階出入口付近と、中部国際空港セントレア第1ターミナル4階イベントプラザの2カ所です。中日ビルでは午前9時から限定500部、セントレアでは午前11時以降に配布を開始し、いずれもなくなり次第終了となります。
この特別版新聞は、紙とインクの両方に味噌を使用した前例のない仕様です。用紙には、岡崎市の岡田印刷がまるや八丁味噌と共同開発した再生紙「八丁味噌紙」を採用しています。製造工程で発生する規格外の未利用味噌「蓋味噌」を原料にした、温かみのある独特の質感が特徴です。
インクにはカクキュー八丁味噌等の原料を使い、約40%が味噌で構成される「味噌インク」を太美工芸・永瀬スクリーン印刷研究所と共同開発しました。刷りたての新聞からは八丁味噌の香りが楽しめるといいます。

印刷方式も特殊で、外面には太美工芸によるシルクスクリーン印刷、中面には協同印刷によるオフセット印刷を施したハイブリッド仕様です。ブランケット判4ページの構成となっています。
紙面の外面には、読了後に自宅で米味噌づくりができる手順を掲載しており、新聞紙そのものを樽のカバーとして被せることで遮光性を確保できる設計です。つくり方の動画も8月5日にYouTubeや特設サイトで公開予定です。
同日の中日新聞朝刊には、愛知を中心とする発酵食文化の魅力を発信する2ページの大型特集も掲載されます。特設サイトも同日にオープンし、参画企業の紹介や発酵食に関するコラム、今後のイベント情報を掲載する予定です。
今後は約4カ月間にわたり、愛知県が定める11月の「あいちウィーク」に合わせた体験イベントや飲食イベントを開催していく方針です。2026年11月21日には体験型イベント「発酵ウォーク」の開催を予定しており、発酵にまつわる俳句やレシピ、写真の募集企画も計画されています。



