中日新聞社が提供する地域情報を集約したスマートフォンアプリ「Lorcle」(ロークル)に、3月26日から静岡県内の自治体が加わりました。新たに参加したのは、静岡県と浜松市、御前崎市、森町の計4自治体です。静岡の参加により、自治体が参画するサービスエリアが5県に拡大しました。
Lorcleは2024年4月に愛知、岐阜、三重の東海3県の40自治体でスタートしました。滋賀に続き、今回静岡が参加。自治体の加入は増え続けており、今回で87に拡大しました。企業・団体も約100に上ります。自治体はまだ参画していないものの、首都圏エリアもサービス対象地域とし、情報配信を開始しています。
Lorcleには、新聞の地域ニュースと自治体・企業の情報が組み合わせて掲載されます。利用者は無料で各種の情報を見ることができ、居住地だけでなく、関心がある別の地域の情報も受け取ることが可能です。
レジャー、グルメなどの話題を掲載するページやイベント情報を地図に表示したページ、お得な情報を得られるページも用意されています。自治体および企業は、それぞれのページに身近な出来事や、イベント・観光情報、手続き情報、災害の緊急情報など、多種多様な情報を発信できます。
今後も、Lorcleは順次エリアを拡大していく方針です。自治体や地域団体、事業者などが参加を決定すると、アプリにその地域の専用ページができ、情報が掲載されるようになります。
Lorcleアプリにより、サービス対象エリアの住民は身近な情報をスムーズに入手できるようになりました。自治体や企業にとっても、効果的に地域情報を発信できるプラットフォームとして期待されています。今後、さらに多くの地域でサービスが展開されることで、国内の地域活性化に寄与するアプリとして成長していきそうです。