屋外・交通広告(OOH)向けテクノロジーを世界展開するVistar Mediaは2026年9月10日、日本市場への本格参入を発表しました。同社はT-Mobile Advertising Solutionsの一部門で、ニューヨークに本社を置き世界35以上の市場で事業を展開しています。
今回の参入により、国内のメディアオーナーや広告主、代理店、パートナー企業を直接支援する専任チームを新設します。デジタルOOH専用のDSP、SSP、アドサーバー、再生用ソフトウェア、端末管理システムに加え、従来型OOH向けのプランニングソフトなど、Vistarが持つ最先端システム群を国内で提供可能にします。
日本支社長には前川洋輔氏を任命しました。前川氏はAmazon、Expedia Group、PubMatic、comScoreで要職を歴任し、デジタルメディアやアドテクノロジー領域で20年以上の経験を持ち、日本におけるVistarの成長戦略と事業運営全般を統括します。また日本担当サプライパートナーシップマネージャーには井上明紀氏が就任し、パブリッシャーやメディアオーナーとのパートナーシップ拡大を担います。
Vistar Media共同創業者兼CEOでT-Mobile Advertising SolutionsのSVPを務めるマイケル・プロヴェンツァーノ氏は、日本を世界最大級のDOOHエコシステムと現地の専門知識を融合させることで市場成長を後押しできる機会と位置づけ、今回の投資を市場への自信の表れだとコメントしています。
日本は交通広告エコシステムが発達し、プレミアムなデジタル広告枠を持つ一方、プログラマティック化による成長余地も大きいとされ、Vistarはアジア太平洋地域における事業拡大の戦略拠点として位置づけています。

