Taboolaは2026年9月18日、ロンドン証券取引所上場の金融特化型広告ネットワーク「Dianomi」の買収提案を発表しました。Dianomiは、ロイターやCNNビジネス、Bank of America、Charles Schwabなど金融・ビジネス分野の大手パブリッシャーと広告主を抱えています。
TaboolaはDianomiを取り込み、成果報酬型広告基盤「Realize」を通じて金融特化の広告ネットワークを強化する狙いです(Taboola)。
買収は英国会社法パート26に基づくスキーム・オブ・アレンジメントで実施され、2026年末までの完了を見込みます。Dianomi株主は1株あたり現金64ペンスに加え、条件付きで最大24ペンスを受け取れる契約対価ユニットが付与される仕組みで、最大合計88ペンスの対価となります。
現金対価64ペンスのみで評価すると完全希薄化ベースで約1900万ポンド、条件付き対価が満額支払われた場合は最大約2700万ポンドの株式価値評価となる計算です。
これは直近終値38.0ペンスに対して68%、直近3カ月出来高加重平均株価に対して114%のプレミアムに相当します(Investegate)。

条件付き対価ユニットの支払いは、Dianomiのパブリッシャーの一部がTaboolaの標準契約条項を自社の掲載契約に取り込むかどうか、そしてその対象パブリッシャーが生む純収益によって決まる仕組みです。支払いが実現する保証はなく、査定プロセスの結果次第では条件付き対価がゼロになる可能性も明記されています。






