ゲーム攻略メディアを運営する株式会社GameWithが、2019年5月第2四半期の業績を発表しています。

高単価商材が大きく伸びて増収

積極的に投資を行っていることから、大幅に売上が伸びた一方で、利益は前年を下回りました。売上高15億7500万円(前年同期比+22.5%)、営業利益5億0400万円(▲19.3%)、経常利益5億0200万円(▲19.2%)、純利益3億4800万円(▲21.5%)でした。

第二四半期単体では売上高8億1300万円(+32.3%)、営業利益2億5900万円(▲6.3%)で、セグメント別では以下の通りとなっています。

・ネットワーク広告売上(Web・アプリ)
4億6400万円(+3.5%)

・ネットワーク広告売上(動画)
7000万円(+89.7%)

・タイアップ広告売上
2億6800万円(+234.9%)

通常のネットワーク広告は前年微増でしたが、動画やタイアップ広告が大幅に伸長しました。

ネットワーク広告では新しい広告入札方式の導入や、純広告の拡販、表示手法の改善によりPVあたりの単価を上昇させていくほか、海外展開や取扱タイトルの拡充によりPV自体の増加も目指します。

タイアップ広告では営業組織の体制変更により、クライアントニーズをより捉える体制が作れたとしています。今後は商材の多様化、中華圏など海外ゲーム会社の案件の獲得にも注力していくとしています。

ゲーム攻略の海外展開やマンガサービスで売上55億を目指す

GameWithでは2021年5月期に売上55億を目指す中期事業戦略で、既存事業の成長の他、海外で8.3億円、新規で8.3億円を創出すると掲げています。

このうち海外では英語版の攻略サイト「GameWith」を2018年7月に立ち上げており、リリースから5ヶ月で月間1000万PVを達成する良好なスタートを切っています。海外版のユーザーは北米が6割で、広告単価も国内の1.27倍となっているとのこと。

ゲーム以外の領域にも展開がスタートしています。スマホ向けWEBマンガサービス「MangaWith」は2018年12月からサービスを開始していて、100社以上の出版社やエージェントから15万点以上のマンガの許諾を得て配信を行っています。

ゲーム会社とのコラボレーションにより、ゲームアイテム付マンガの展開なども行っているようです。ゲームユーザーとの親和性も高く、安価なユーザー獲得も可能そうです。

今後はMangaWithを通じて、ゲーム会社や出版社と新たなゲームIPの創出を目指していくとしています。これにより、GameWith本体へも好循環を作りたいとのこと。

ブロックチェーンゲーム『EGGRYPTO』でゲーム作りに着手

ゲーム攻略メディアとして成長をしてきたGameWithですが、7日には同社初のゲームとしてブロックチェーンを活用した『EGGRYPTO』(エッグリプト)を株式会社Kyuzanと共同開発していることを明らかにしています。こちらは近日プレセールを実施し、2019年春に正式リリースされる予定。

ブロックチェーンゲームは、単にアイテムを購入してお金を消費するだけでなく、ブロックチェーン技術を用いてゲーム中のデジタルデータが交換や売買可能となるのが特徴で、ゲームで費やした時間やゲーム内の活動が経済的な意味を持つようになります。日本でもベンチャー企業を中心に、複数のブロックチェーンゲームがリリースされていますが、GameWithも加わることになります。

スライドは2019年第2四半期説明資料より