日経電子版、有料会員が70万人に…20代や女性が成長をけん引

日本経済新聞社の「日本経済新聞 電子版」の有料会員が70万人を突破したと発表しました。

2010年3月に創刊した日経電子版は、まもなく10年を迎えます。当初は30~50代のビジネスパーソンを中心に有料会員を増やしてきましたが、近年では20代を中心とする若年層の読者が成長を牽引しています。

20代女性が成長をけん引

2019年に有料会員になった20代は10.5万人で、5年前の3.7倍となりました。世代別でも新規有料会員で最多の36%を占めており、主に仕事や就活のために登録する新社会人や学生が増えているとのことです。また、女性の新規有料会員も7.3万人超と5年前の3.7倍となっています。

コンテンツはデジタル世代をターゲットに

コンテンツ面では、ネット上の情報を分析して報道に活かす「データジャーナリズム」や、ニュースの要点を多彩な表現で示す「ビジュアルデータ」など、デジタル自体の表現方法を駆使しています。

2020年新連載の「逆境の資本主義」では世界が直面する深刻なテーマを、アニメで親しみをもって考えられるよう工夫し、デジタル世代を意識したコンテンツ制作に取り組んでいるとのことです。

また、コンテンツ制作を担う編集局の体制もデジタル時代に合わせて大幅に変更。読者の関心度合である「オーディエンスエンゲージメント」をデータをもとに分析する担当者を設置、コンテンツの制作や見せ方に生かしています。

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