ローカルラジオが平和構築にどのように貢献してきたか、ケニアの事例

ケニアでは1992年に多政党政治が復活して以来、選挙後の暴動が頻繁に起こっています。その中でも最悪だったのは2008年のものでしょう。2008年以降、ケニアでは2回の選挙が行われています(2013年と2017年)。

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本記事はThe Conversationに掲載された、ケニアのUniversity of Nairobiで哲学とメディア学を専門とするJacinta Maweu教授による記事「How community radio has contributed to building peace: a Kenyan casestudy」をCreative Commonsのライセンスおよび執筆者の翻訳許諾の下、掲載するものです。

ケニアでは1992年に多政党政治が復活して以来、選挙後の暴動が頻繁に起こっています。その中でも最悪だったのは2008年のものでしょう。2008年以降、ケニアでは2回の選挙が行われています(2013年と2017年)。

2007~2008年に暴動が起きた際、ジャーナリストやメディアは民族間の対立を煽る報道を行い、国家を分断したとして非難されました。特に主要メディアは、偏向報道を行い、暗黙的または明示的な民族的要素を含んだ問題を枠付けしていると非難されました。また、一部の地方のラジオ局は、ヘイトスピーチを放送して暴動の発生を煽っているとして非難されました。

しかし、ローカルラジオが紛争後の時代に果たした別の役割については、これまでほとんど注目されてきませんでした。そのため私は、ローカルラジオが建設的な役割を果たしたかどうかの検証をテーマとした論文を執筆しました。


《The Conversation》

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