2020年のソーシャルメディアマーケティング市場、前年比107%となる5,519億円に

株式会社サイバー・バズは、株式会社デジタルインファクトと共同で、国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査を実施し、その結果を発表しました。調査時期は、2020年4月から2020年9月です。

調査では、「ソーシャルメディアマーケティング市場」を企業のソーシャルメディアを活用したマーケティングを目的とした年間支出額と定義。5つのセグメントに分類して推計・予測しました。

ソーシャルメディアマーケティング市場

2020年の国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模は、前年比107%となる5,519億円になる見通しです。2025年は、2020年対比で約2倍となる1兆1,171億円になることが予測されます。

1

一部企業によるマーケティング投資は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって落ち込みましたが、オンラインが主な販売チャネルである企業のソーシャルメディアでのキャンペーン等、新規顧客育成・顧客獲得への投資は引き続き堅調に推移。中長期的な視点でソーシャルメディアを主な販売チャネルの一つとする企業などによる戦略立案や、アカウント運用への投資も進んでいます。

カテゴリ別の内訳を見ると、「ソーシャルメディア広告」が全体の89.4%となる4,932億円でした。「インフルエンサーマーケティング」は、全体の5.7%となる317億円。企業の「SNSアカウント運用支援」が全体の2.6%となる145億円、「分析ツール」は1.4%となる75億円でした。「キャンペーンプランニング・コンサルティング」は、50億円で0.9%と推測されます。

インフルエンサーマーケティング市場

次にインフルエンサーマーケティング向け需要を見ると、2020年は前年比105%となる317億円と堅調に推移する見込みです。2025年は、2020年対比で約2.3倍となる723億円に達することが予測されます。一部業種の広告主は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、予算を削減。しかし、オンライン上でビジネスを手掛ける広告主は、引き続き積極的な投資を行っています。

YouTubeは若年層向けが中心でしたが、より幅広い世代に向けた情報が増加。Instagramは、若年層や女性向けを中心に販売チャネルとしての重要性が高まるとともに、インフルエンサーの裾野も広がり、幅広い企業による活用が進んでいます。Twitterは、インフルエンサーと、プラットフォーム自体が持つ機能との双方を活用した情報拡散への需要が引き続き増加することが見込まれます。若年層を中心に支持を受けているTikTokやライブ配信サービスなどは、中長期で潜在的な成長性が見込まれます。

SNSアカウント運用支援/キャンペーンプランニング・コンサルティング/分析ツール市場は

企業のソーシャルメディアアカウント運用支援やキャンペーンプランニング・コンサルティング、分析ツールに対する需要は、継続して拡大を続けています。SNSアカウント運用支援/キャンペーンプランニング・コンサルティング/分析ツール向け需要は、2020年に前年比112%となる307億円となることが予測され、好調に推移することが見込まれます。2025年には、ソーシャルメディアのマーケティング需要全体の拡大により、2020年対比で約1.6倍の436億円に達することが予測されます。

ソーシャルメディア広告市場

ソーシャルメディア広告向け需要は、過去継続して拡大を続けており、2020年の広告向け需要は前年比107%となる4,932億円と堅調に推移することが見込まれます。2025年は、2020年対比で約2倍となる1兆12億円に達すると予測されます。

出典:サイバー・バズ/デジタルインファクト調べ

2,773ファンいいね
226フォロワーフォロー
2,404フォロワーフォロー

【7月27日更新】音声メディア(ポッドキャスト)の最新動向を学ぶための記事まとめ

ポッドキャストに代表される音声コンテンツは、特に...

【7月27日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

最新ニュース

関連記事