ディズニー、「Disney+」などが1億人突破の配信ビジネスを強化…スタジオと流通部門を分化し最適な配信戦略を狙う

ウォルト・ディズニー・カンパニーは、「Disney+」や「Hulu」など同社が手掛けるデジタル配信プラットフォームが1億人の有料会員を突破するなど破竹の勢いで成長している事を受け、メディアやエンターテイメント事業の再編を行い、よりデジタル配信に注力する体制を構築…

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<p>Photo Illustration by Rafael Henrique/SOPA Images/LightRocket via Getty Images</p>

ウォルト・ディズニー・カンパニーは、「Disney+」や「Hulu」など同社が手掛けるデジタル配信プラットフォームが1億人の有料会員を突破するなど破竹の勢いで成長している事を受け、メディアやエンターテイメント事業の再編を行い、よりデジタル配信に注力する体制を構築すると発表しました。同社は既に年内の主力作品は劇場公開ではなくデジタルに切り替えることを明らかにしています。

この再編のポイントは、これまではディストリビューションのチャネルごとにスタジオ(制作)機能が存在していたのを、スタジオとディストリビューションの部門を分けて、制作したコンテンツを柔軟な判断で最適なチャネルで展開できるようにしたという点です。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの業務全般に携わっています。

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