産経新聞社の上期業績、売上2割減も利益を確保

株式会社産業経済新聞社が24日に公表した令和3年3月期の上期業績は、新型コロナウイルスの影響もあり売上高が408億5500万円(▲21.7%)、営業利益が1億5100万円(▲92.1%)、経常利益が2億7100万円(▲86.0%)、純利益が6億1000万円(▲44.4%)となりました。売上高が2割減少となりましたが、なんとか利益は確保した形です。

上期の売上高は前年度と比較して約120億円の減収となっていますが、売上原価も約90億円圧縮。販管費には大きな変動はありませんでした。売上高は新型コロナウイルスの影響で広告や購読者の減少があったものと考えられますが、同様に取材経費等での圧縮効果もあったものと見られます。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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