集英社とDNP、総合誌面制作プラットフォーム「MDAM」導入促進に関する基本合意を締結・・・制作ワークフローの標準化とコンテンツの多角的な利用を促進

株式会社集英社大日本印刷株式会社が、雑誌・書籍の編集制作支援機能とアセットマネジメント機能を兼ね備えた総合誌面制作プラットフォーム「MDAM(エムダム)」の出版社等への導入促進に関する基本合意契約を締結したと発表しました。

MDAMは集英社が中心になって開発したもので、誌面を構成する画像やテキスト等のデータを一元管理できるプラットフォームです。特集や記事ごとの進行管理・編集が可能で、編集者やデザイナーはこのプラットフォームにアクセスして入稿や校正等の作業を行うことができます。

MDAMは講談社小学館など大手出版社が採用し発展させてきましたが、今回の基本合意によって、さらに多くの出版社に導入の機会を提供することが可能になるといいます。

MDAM導入の背景には、編集制作に携わる関係者が多岐にわたることや、媒体ごとに固有のワークフローや業務慣習があることによりワークフローの標準化が進まないといった実情があります。また、広告タイアップ案件やWebメディア等へのコンテンツ2次利用の利便性向上、雑誌からの書籍化やムック化、新たなコンテンツサービスの創出などが求められているといった理由もあるとのことです。

これらの課題に対して両社は、より最適な編集制作のプラットフォームとしてMDAMを提供し、業界全体の編集制作ワークフローの標準化を推進。業界全体で統一された持続可能な雑誌制作環境を構築し、さらにこうした平準化を起点として、出版関連のデジタルトランスフォーメーション(出版DX)を目指すといいます。

また、MDAMをコンテンツの効率的なマルチユースを支える基盤として多様な用途に展開するとともに、出版各社が保有する魅力的なコンテンツを活かした新しい事業・サービスの創出を支援していくとのことです。

2021年7月現在、MDAMを採用している企業は、講談社、光文社(来春運用開始予定)、集英社、主婦と生活社、小学館、世界文化社(五十音順)です。

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