日本出版販売がTikTok、出版社とのコラボレーション企画「#本の紹介」文庫フェアを全国約600の書店でスタート

日本出版販売株式会社(以下:日販)は、本日8月23日(月)から10月11日(月)までの期間で、ショートムービープラットフォーム「TikTok」と集英社小学館をはじめとする複数の出版社とのコラボレーション企画「TikTok『#本の紹介』文庫フェア」を日販の全国の取引書店約600店で開催することを発表しました

現在、発売から年月が経った作品であってもTikTokでの紹介をきっかけに再び注目を集め、売り上げを伸ばし増刷や映像化につながる作品が存在しています。例えば、1995年に出版された筒井康隆さんの小説『残層に口紅を』や、2017年に出版された宇山佳佑さんの小説『桜のような僕の恋人』、2016年の汐見夏衛さんの小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が、TikTok上でのユーザーの発信によって再度脚光を浴び、重版につながりました。

特にTikTokは10代をはじめとする若年層のユーザーへの訴求力に長けており、2021年1月に日販が一部店舗でフェアを展開したところ、購入者に占める10代の割合がフェア実施前と比べ、2倍以上となったといいます。

このようなニーズに対応するため、日販は今回、TikTokおよびTikTokに力を入れている出版社5社とコラボレーション。顧客体験の価値最大化に向けた、デジタル×リアルが融合したキャンペーンを開始します。

TikTok上では、出版社5社の公式アカウントから「10代が夏に読むべき作品」の紹介を行います。また同時に、全国の書店約600店でも「TikTok『#本の紹介』文庫フェア」を展開し、実施店舗をTikTok上での紹介することで、TikTokユーザーが書店へ足を運ぶ足掛かりとする狙いです。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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