サイカが8億円を追加調達 30億円の流動化の仕組みも設定し、安定的に広告代理サービスを提供

広告主企業を支援するデータサイエンスカンパニーの株式会社サイカは、DNX VenturesとSBIインベストメント株式会社を引き受け先に8億円を追加調達し、総額45億円のシリーズEラウンドをクローズしました。

8億円は、2022年2月にTHE FUNDをリード投資家とする37億円の資金調達を発表したシリーズEラウンドのセカンドクローズとして、追加的に実施した調達です。これによってシリーズEラウンドの調達総額は45億円となり、累計調達額は67億円になりました。

DNX VenturesとSBIインベストメントが出資した追加資金である8億円は、今後集中的に社内の人・組織・文化へ投資し、ユーザーへの提供価値の拡大に活用していきます。

また、同社が提供するソリューション「ADVA(アドバ)」の広告代理サービスの運転資金調達を目的に、SPC活用した30億円の流動化の仕組みを貸付人の株式会社みずほ銀行、アレンジャーのみずほ証券株式会社とともに設定しました。

同社の広告代理サービスの取扱額は、ADVAの利用ユーザーが増加し、拡大しています。今回、流動化の仕組みの設定により、従来以上に安定的なサービス運営体制を構築します。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

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