期の変わり目に新素材のクリエイティブが上位に 2022年10月度テレビCM放送回数ランキング

SMN株式会社のグループ会社である株式会社ゼータ・ブリッジが、2022年10月度の全国地上波25局、BS放送6局にて放送されたテレビCMの放送回数を調査し、その結果を発表しました。

季節の変わり目に健康をサポートする興和が台頭

2022年10月度の商品別ランキングは、1位リクルートホールディングス「じゃらん」、2位ニトリ「ニトリ」、3位チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド「スーパー自動車保険」という結果となりました。

今期は上位20位中5つが初登場となり、企業が期の変わり目として、心機一転で新素材を展開していることを反映しています。該当するのは、4位サントリー酒類「パーフェクトサントリービール糖質ゼロ」、6位ソフトバンク「PayPayポイント」、11位ダイハツ工業「タント」、13位興和「三次元マスク」、15位明治「明治脂肪対策ヨーグルト」です。

今回のランキングでは、医薬品事業をはじめ多様な製品を展開する興和の製品が5つランクイン。興和は多くの月で上位にランクインしていますが、季節の変わり目となる10月度は、人々の健康を商品でサポートするために放送回数を増加させたと考えられます。

地域によって上位クリエイティブに違いも

10月度のエリア別ランキングは地域によって上位のクリエイティブが異なっており、バラエティに富んだランキングとなりました。

また、10月度は放映地域を絞ったクリエイティブの展開が多く、東京1位のワランティ少額短期保険「スマホケ」は、関東圏のみの展開です。

大阪4位のラグザス・クリエイト「カーネクスト」は、全国の放映回数の半数以上を占めています。名古屋2位、福岡6位のOWNDAYS「オンデーズ」は、他地域での放映は0件という結果になっています。

札幌は、1位のブリヂストン「BLIZZAK VRX3」、4位の住友ゴム工業「WINTER MAXX 03」、8位の横浜ゴム「アイスガード セブン」と冬用タイヤが上位10件中3件を占める結果に。日本の中でもっとも早く冬が来る札幌ならではの展開となりました。

【東京】

【大阪】

【名古屋】

【福岡】

【札幌】

【調査概要】

調査期間:2022月10月1日~10月31日

対象:番組宣伝を除いた全国地上波25局、BS放送6局のテレビCM

調査方法:動画認識エンジンを活用したテレビCM自動認識システムにて取得した放送履歴情報を基に調査

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