圧倒的なブランド認知を誇る「プレイボーイ」が目指す大人向けD2Cブランド帝国…約4億ドルで上場

雑誌やメディアのイメージが強い「プレイボーイ」ですが、ブランドを活かしたビジネスが拡大し、巨大D2Cブランドとも言える姿になっている事が分かりました。

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圧倒的なブランド認知を誇る「プレイボーイ」が目指す大人向けD2Cブランド帝国…約4億ドルで上場
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Mountain Crest Acquisition Corp.は、雑誌「プレイボーイ」発行を筆頭にデジタルメディアや、関連するコマースなど多岐に渡る事業を展開するPlayboyEnterprises Inc.を約3億8100万ドルで買収すると発表しました。両社は合併し、Playboy Group, Inc.と社名を変更する予定です。

Mountain Crest Acquisition Corp.はブランクチェック会社、もしくはSpecial Purpose Acquisition Company(SPAC)とも呼ばれる種類の企業で、後に企業を買収するために予め上場し、資金調達を行い、その資金をもって企業を買収もしくは合併する会社です。一般的に2年以内に買収を完了し、そのまま上場企業として事業を継続するケースが多いようです。Mountain Crestは年初に上場し、5000万ドルを調達していて、これを原資に借り入れ等で買収を行いました。

雑誌やメディアのイメージが強い「プレイボーイ」ですが、そのブランドを活かした事業展開が加速しているようです。事業を読み解いていきます。

「プレイボーイ」事業の実力は?

さて、日本円で約400億円での買収となった「プレイボーイ」ですが、どのくらいの実力を秘めた事業なのでしょうか?


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの業務全般に携わっています。

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