ワシントン・ポストは本日、サリー・バズビー氏がエグゼクティブ・エディターの職を退任することを発表しました。バズビー氏は2021年から同職に就任し、パンデミックの混乱を乗り越え、気候変動や健康に関するサービスジャーナリズムを拡充するなど、多岐にわたる改革を推進してきました。彼女のリーダーシップの下、ワシントン・ポストは全国報道部門でピューリッツァー賞を受賞するなど、多くの賞を獲得しました。
バズビー氏の後任には、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の元編集長であるマット・マレー氏が就任します。マレー氏は2024年の米大統領選挙までエグゼクティブ・エディターを務め、その後はテレグラフ・メディア・グループの副編集長であるロバート・ウィネット氏が新たな編集長として就任する予定です。ウィネット氏は政治、調査報道、ビジネス、テクノロジー、スポーツ、特集記事などの主要な報道分野を監督する役割を担います。