群馬県の地方紙を発行する上毛新聞社は、2025年4月1日より電子版アプリ「上毛新聞アプリ」と、アプリを通じたVポイントサービスの提供を開始しました。この取り組みは、CCCMKホールディングスと三井住友カードとの連携により実現されます。
上毛新聞は1887年創刊の歴史ある地方紙で、「今日を伝え 明日をつくる」をモットーに地域に根ざした報道を続けてきました。読者を取り巻く環境の変化に合わせて、電子版を立ち上げるとともに、アプリの提供を開始します。Vポイント導入も、同社のデジタル戦略の一環と見られます。
Vポイントサービスの対象は、電子版の「スマートプラン」または「プレミアプラン」契約者です。アプリにログインするだけで1日10ポイントが貯まり、1カ月で最大300ポイントを獲得できます。さらに、三井住友カードでの支払いにより、決済ポイントとしてもVポイントが付与されます。
貯まったポイントは、全国約16万店舗のVポイント提携先や、世界約1億店舗のVisa加盟店で利用可能です。これにより、読者は新聞購読だけでなく、日常的な買い物でもメリットを享受できるようになります。
上毛新聞社とCCCMKHDおよび三井住友カードは、今後も多くの読者に喜ばれるサービスを提供していく方針です。
アプリ版へのVポイント導入は、地方紙がデジタル化の波に対応しつつ、読者のサービス向上を図る新たな試みとなります。地方紙のデジタル戦略が、地域情報の発信や地域経済の活性化にどのような影響を与えるか、注目が集まっています。